- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
「モッコロくん」「Pポコ」ほか幼年傑作集
不思議な力で昆虫を操る「モッコロくん」、自由に変身する謎の生物「4じげんぼうPポコ」をはじめ、「パパは天さい!」「ぞうくんとりすちゃん」「つくるくん」「パン太くん」の夢いっぱいの幼年向けまんが6作品を収録。藤子ファンタジーワールドが満開の楽しい愉快なまんがをお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花林糖
12
1974年~1975年に『幼稚園』『小学一年生』に掲載された幼児向け漫画。「モッコロくん/4じげんぼうPポコ/ぞうくんとりすちゃん/つくるくん/パン太くん/パパは天才」虫を自由自在に操るロッコロくん、可愛いけれど巨大化した虫は勘弁、、、。PポコはオバQの仲間の様な外見。ぞうとりすちゃんは絵が幼児向けのカラー絵でとても可愛い。全編幼児向けで可愛い藤子さんらしい漫画。2019/02/23
ホームズ
8
全部初めて読む作品ばかりで楽しめました(笑)『モッコロくん』『Pポコ』『パパは天さい!』全部良かった(笑)『モッコロくん』の虫に協力してもらうって言うのが良いですね(笑)『Pポコ』も途中からしゃべるようになって面白くなったし(笑)こういった全集がなければ知らなかった作品ばかり読めて良かったです(笑)2011/02/04
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
6
「モッコロくん」よりも「4じけんぼうPポコ」の方が好みでそれよりもやはりマッドサイエンティスト系に繋がる「パパは天才」の方が更に好き。大全集でなければ一章読んでないかも知れないが、子供がいれば読ませてやりたい作品2011/06/12
jansato
6
虫好きのゆうちゃんが、虫嫌いのママに思い直してもらう為にとった行動が、モッコロくんに虫を大きくしてもらうこと。巨大テントウに囲まれ、巨大カマキリに肩を叩いてもらうママさん(凄い絵面だ)は、悲鳴を上げ、脂汗を垂らしながらも、歯を食いしばってゆうちゃんの親切に応えようとしていた。子供目線では「ママも虫が好きになればいいのに」で済む話だが、大人は「子供は無邪気に恐ろしいことをする」って思うんじゃないのかな。ちょっとした皮肉というか、F先生の毒っ気が見え隠れしてる好編だと思います。2011/01/27
ぐうぐう
5
虫と話せるモッコロ、変身できるPポコ。ここには、『ドラえもん』の秘密道具のような万能さもバリエーションもない、ごくごくシンプルな能力があるだけだ。しかし、その単純さこそが現実と夢を結び付ける第一歩となる。幼年漫画には、イマジネーションの出発点がある。日常は、そんなシンプルな夢想で一変することを、藤子F作品は教えてくれているかのようだ。2011/03/02