てんとう虫コミックススペシャル オバケのQ太郎（１０）

著者名：藤子・Ｆ・不二雄【著】/藤子不二雄Ａ【著】

小学館（2021/09発売）

• ISBN：9784091434555

内容説明

テイストの違う「オバQ」も楽しめます。

「小学五年生」に連載された23作品に加え、婦人向け雑誌「マドモアゼル」に連載された、ちょっとテイストの違う「Qちゃん」11作品など、全36作品を収録しました。大人の女性読者向けに描かれた「Qちゃん」をこの機会に是非お読みください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ホームズ]

相変わらずＱちゃんが自由だしドロンパが意外に可愛いし神成さん盲目だし（笑）今回のは読んだことがあるのが多かったかな～（笑）『マドモアゼル』版や『明星』版など普通読めないのが読めるのがこの全集はいいですね～（笑）

2011/05/02

[印度 洋一郎]

昭和40～41年度の「小学五年生」と女性誌「マドモアゼル」などの収録作。中盤からドロンパが登場すると、ストーリーが弾けてくるのが楽しい。やっぱり名コンビ。この他、キザくんと仲良くなって正ちゃんが嫉妬してしまう「スピードオバQ」、Qちゃんの夢遊病の理由が泣かせる「夢であいましょう」等が印象的。「マドモワゼル」は、神成さんの家に下宿するミドリさんに恋するQちゃんの不器用でいじらしい魅力が横溢する、異色のラブストーリーが展開していて、この全集でなければ読めなかった貴重な作品。

2022/01/04

[ぐうぐう]

ドロンパのキャラが、本当にいいスパイスになっている。アメリカのオバケを、日本的頑固親父である神成さんちに居候させるというアイデアもいい。あと、全集ならではの、「マドモアゼル」や「ボーイズライフ」に掲載された作品が読めるのも貴重。特に、「マドモアゼル」版の、恋するＱちゃんという設定は、『オバＱ』という漫画の懐の深さを窺わせて、実に興味深い。

2011/06/15

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

「マドモアゼル」に連載していたときは、女性漫画用に知らないキャラがいたので、なんとなく新鮮に読む事ができた

2012/07/08

[チューリップ]

マドモアゼルとか明星とかに載っていた版も収録。マドモアゼルとか聞いた事ないけど誌名的にも女性向けだからなのかヒロインっぽいお姉さんがいてQちゃんが慕っているのが新鮮だった。ドロンパかわいやは他の巻にも同じタイトルあった気がする。ドロンパのこういう話は好きだな。ドロンパ可愛い。

2016/01/30