本気の英語教師へ 生徒が伸びる論理的思考力に基づいた英文読解の教え方。

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本気の英語教師へ 生徒が伸びる論理的思考力に基づいた英文読解の教え方。

  • 著者名:加奈田帰心/MBビジネス研究班
  • 価格 ¥548(本体¥499)
  • まんがびと(2023/12発売)
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内容説明

さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

【書籍説明】

国際学習到達度調査の読解力テストで、わが国は2003年14位、2006年15位と低迷し、「ゆとり教育」の見直し、
全国学力テストの実施など読解力向上の打開策を講じたが、2018年に、再び15位に転落した。

この原因は、長文読解に不慣れなことと、暗記中心の勉強法にある。

暗記方式に走るのは、思考を面倒なので嫌悪し、回避する傾向が強いからだ。

思考を忌避すると、思考可能範囲がきわめて狭く、頭の中でまとめ、順序だてるのが不得手になる。

だからこそ、論理的思考力を要する長文読解が苦手にもなる。

英文読解で暗記方式を打破するには、中学と高校の英語教員が、教科書の他に、
副教材として省略構文、重文、複文またはそれらを含む長文を何度も読み返させ、何を言っているのか読み取るよう指導することだ。

前後関係や文脈を繰り返し読んで、意味・内容をできるだけ深く正確に理解しようとさせることだ。

この方式が習慣化すれば、論理的思考力の働きが促進され、範囲も広がる。

授業では、復習よりも予習を重視させるべきである。

復習に力点をおくと、解答がすでにわかっているので、それを暗記するだけで終わってしまうからだ。

初めて読む内容を理解しようと、辞書を引きながら、文章を繰り返し読む努力をしてから授業に臨む方が、思考上大きな進歩をもたらすと助言すべきである。


【目次】
第1章 背景
第2章 数学、日本語の学力不足
第3章 英語の学力不足
第4章 暗記方式の弊害と論理的思考力の欠如
第5章 思考範囲の拡大と論理的思考力の涵養
第6章 予習と繰り返し読む習慣

【著者紹介】
加奈田帰心(カナダキシン)

国立大学、公立大学、私立大学に40年以上勤務

 

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