ビッグコミックス<br> 美味しんぼ(104)

個数:1
紙書籍版価格
¥715
  • 電子書籍
  • Reader

ビッグコミックス
美味しんぼ(104)

  • ISBN:9784091830203

ファイル: /

内容説明

海原雄山の思い出の海岸が消えた!? 今日本中で進む知られざる環境問題、砂浜の消失。それは過剰なダム建設が原因だった。小学生が理科で習う「河川がつなぐ陸と海」の関係、それが崩れたことで、砂浜や川に済む貝や魚だけでなく、様々な食材が日本の食文化からいま消えようとしている…!  全ての環境は食とダイレクトにつながっている。そう、毎日の食卓、それは最も身近で切実な『環境問題』の現場! あなたの食卓を守るため、山岡と雄山がいま立ち上がる!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

21
時環境破壊について、一冊を費やした卷。干潟での環境は変えたが最後、元に戻る事が不可能なのが分かる。ナマズが美味いとは想像出来ないが、ウツボや、ナマコ等見た目で想像できない美味も経験済と思い出す。治水の観点で、効果が少ないダムの問題は奥深い。お題は沖縄、天竜川、豊洲、六ケ所村と多岐にわたる。色々考えるとこの流れは2023年の処理水問題にもぶち当たる。その後の卷でこの原発事故にも触れ、この作品が尻つぼみにフェイドアウトになる学者もご法度のドロドロの世界とも言える2023/11/09

Riopapa

12
東日本大震災による福島第一原発事故や築地の豊洲移転が済んでしまった後で読んでいるので、予言が当たった部分とそうでないと部分が見える。2019/12/31

ぐうぐう

12
食に関する問題提起をこれまでも積極的に取り上げてきた『美味しんぼ』だが、最新104巻では公共事業による環境破壊をテーマとしている。それを究極と至高対決のテーブルの俎上に載せるのは、正直やや乱暴な気もしないではない。とはいえ、ときにはこういう切り口で食を語るのにも意味があることは充分に理解できる。2010/03/21

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

7
ある程度の脚色偏見はあるとはいえ、それにしても公共事業のひどさはこれくらいではないし、自然破壊をしても平気な大企業というか、そういう大規模公共事業がないとやっていけない企業はつぶれた方が良いと思う。2010/03/14

ともり

6
環境問題を考えることは大切だとは思うけど、美味しんぼにおいて、食より環境問題に比重がいってしまうのならば、それは美味しんぼではない気がする。やっぱり食について山岡さんや雄山が偉そうに語ってるのが美味しんぼの面白さだと思うわけで。そういう意味でこの巻は微妙でした。普通に「全県味巡り」やらないかな。2010/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/538862
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数111件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす