- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
湖にキャンプにやって来た山岡一行は、祭り囃子の練習に励む村の青年団と知り合う。彼らは県が主催する“村おこし祭り”の練習をしていた。この村では、その祭りで村の名物料理を実演するのだが、実は隣村も同じく名物料理を新たに作り出そうとしている。しかも、その助っ人として雄山が関わっているらしい。青年たちは山岡が“究極のメニュー”担当者だと知り、力を貸して欲しいという。思わぬところで「究極VS至高」の番外戦となってしまったが…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めしいらず
36
富井副部長の口の悪さがもたらした二つのトラブル「舌禍事件!」「大切なミント」は、酔った上での失態では済まされぬものだ。いや、酔っていたからこそ、心の裡が抑えられず発露したものとも思える。他にもエゴ丸出しの人物の何と多いことか。ゆう子を口説こうと奸計を巡らせるイケメン御曹司と手先のグルメ評論家。その計画の幼稚さは笑える程だけど。ええカッコしなくて(できなくて?)恋心に鈍感だからこそ、士郎に惹かれていくゆう子に救われるなぁ。「食は三代?」2014/10/16
不自他
16
第6回(番外編第2回)は村おこし対決。わざわざ対決にする必要が無かった気がする。京極さんに激似の店主(名前不明)が出てくる。/『杜氏と水』では水の重要性を力説。当時は耐熱ペットボトルが無かったのかな?/チヂミは今ではすっかりお馴染み。/山岡さん達に一切非がない『食は三代?』はただ不愉快でしょうもない。御用評論家への社会風刺?
再び読書
15
超えるべき壁、海原雄山の大きさがまた語られる。対立する二つの村の村起こしのテーマが融和だったとは、まるで手の平から飛び出せない孫悟空のような山岡士郎のへこたれなさもこの本の魅力。栗田が山岡に傾倒しているのが垣間見られるタイトルの話、鈍感な山岡がまた面白い。日本酒の水に対する拘りも日本人としては捨ててはいけない文化と思う。次の日に残るのが、玉に瑕だが、本当に日本の食べ物に日本酒はベストマッチだとつくづく思う2014/02/22
Riopapa
9
富井副部長はさすがに社会人としてまずいのでは。食に金をかけたくなる。2016/04/03
kinoko-no
7
タンの食べ方を知ったので、食べに行きたい。あと、サニーレタスに香菜、ミントと巻いたベトナム風春巻きも美味しそう。2012/02/27