ビッグコミックス<br> 美味しんぼ(47)

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ビッグコミックス
美味しんぼ(47)

  • ISBN:9784091832870

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内容説明

東西新聞文化部に、おチヨが訪ねてきた。山岡たちの披露宴に招待されたことに礼を言いに来たのだ。だが、彼女にはもうひとつ、山岡にどうしても頼みがあるという。一生のお願いだから、結婚を機会に雄山と仲直りをしてくれというのだ。それだけは出来ないと、耳を貸さずに立ち去る山岡。残されたゆう子とおチヨの前に、やはり結婚を間近に控えた近城と二木まり子が現れた。実は、まり子の祖父が「山岡たちの披露宴で究極のメニューを出すのなら、まり子たちも同じ事をして貰え」と言い出して困っているという。だが、大原社主は「会社の財産でもある究極のメニューを使い回すなど、認められん」と、これを許さない。だが、ゆう子はこの二つの問題を解決する妙案を思いついたという。そのアイデアとは…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めしいらず

50
士郎とゆう子の感動的な結婚披露宴。雄山が振る舞うのは、贅を限り尽くして材料自慢、技術自慢に陥った心の貧しい美食趣味とは対極の、質素であってもその中にある誰かを喜ばせたいと隅々にまで心を配られた本当の豊かさ。士郎の振る舞うのは、もてなす側の心尽くしと、それを受け取る側がそれを感得する、その心の通じ合い。雄山は己の臆病さ俗物さを、士郎は父への劣等意識を、披露宴の場で堂々と披瀝する。自分の弱さを認めるのはとても苦しいことだけど、それを経ることでのみ人は向上出来る。雄山の言葉に少しずつ変化する士郎の表情が濃やか。2015/06/05

再び読書

27
このレヴューで評判の悪い栗田ゆう子の策略が身を結ぶ。二木、近城の披露宴との合同披露宴に漕ぎつける。また、結婚式の前日に飲みつぶれる山岡、近城もなかなか豪快だ。確かにWHYTE&MACAYの30年なんか一生飲めないような気がする。最近ネットをみるとLAPHROAIGの15年もい今や届かぬ物に変わっている。ウィスキーも時代と共に移ろいます。まずは二組の披露宴から、次のフェーズに入って行くのか、未だ不明です。しかし、究極と至高の戦いは続くってとこでしょうか?2020/04/26

MAEDA Toshiyuki まちかど読書会

15
再読。実質的な最終巻。コンペイトウの作り方のエピソードが良かった(^^)2020/05/24

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

10
山岡&栗田(おまけに近城&二木)の結婚披露宴。巻末に架空インタビューまであって、何と無くめでたい。料理は豪華だが、平凡で幸せな結婚の姿。2011/06/24

読み人知らず

10
ついに結婚。この47巻の厚さ、このタイトル、これだけでもう感慨深い。2010/06/07

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