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内容説明
新聞、テレビ、ラジオ、出版、広告業など、情報産業各社の若手社員による研修会に参加することになった山岡とゆう子。参加者はみな熱心で、活発な議論が交わされていた。ところが、昼食で出された“うどん”の麺の形状で意見が対立。太いか細いか、切り口が丸いか四角いかといったことで、みな自分の“うどん”が一番だと言って譲らない。会は一気に険悪なムードとなってしまい…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めしいらず
40
一人歩きする国際化という言葉。日本で言われるそれは、むしろ欧米化というべきか。舶来品や欧米式のやり方を無条件にありがたがり、自国で受け継がれてきた伝統は古臭いと捨て去る若者たちに、雄山が料理で示した真の国際化は、とても分かりやすく説得力十分。「真の国際化企画」2016/01/30
再び読書
21
うどんも最近はうどん県となった香川県の讃岐うどんが強くなりすぎて、稲庭や、きしめんの印象が薄いが、それぞれ特徴と美味しさがある。中松が、以外や以外、まさかのジャガイモが苦手とは摩訶不思議だった。ポン酢の由来や、柑橘類の種類も面白い。ただ、食用として橙はあまり馴染みがない。また、魚の名前はどれが正式名で、どれが地方での呼び名か?分かりにくい。煮干しを知らない日本人もどうかと思う。コーチン・チャイナが、ベトナム南部だとも知らない事で、そのコーチンが日本、アメリカで、違う種類で、食べられているのも興味深い 2024/06/12
竹城 俊之介
17
第4話「ポン酢の秘密」。鍋料理特集を書くため、相撲部屋へ向かう文化部一行。そう、今回のテーマはちゃんこ!ではなくポン酢! 相撲部屋に来た桁川社長と早田社長が、ポン酢に入れるのはスダチかカボスかでケンカに。「カボスはボケてだらしのない味」「スダチは味がとがってて下品」譲らぬ二人。個人的には徳島出張の思い出の味、スダチ派です。なんにでも合うスダチ、万能調味料。 後半、海原雄山登場で投げかけられる疑問。ポン酢の「ポン」とは何か?誰も答えられない。 「ポン」の謎を解くため後編へ続く。引きの良いエピソードです。2020/10/17
抹茶モナカ
11
町の古本市で1冊10円で購入した本。蘊蓄を展開する系の料理漫画。時々、人間ドラマ的な話も入る。この漫画の基本は、偏狭だった未熟な人が、気付きで開眼する、という筋立てが基本。機会があれば是非読みたいとの思いで、古本市で爆買いしたものをコツコツ読んでいて、読み終えてから、捨てる流れになっていて、その捨てる感覚が気持ち良い。なかなか、本を捨てられないので、捨てるとミニマリスト気分。別にこの漫画だから、そうしている訳でもなく、たまたま1冊10円で爆買いしたので、そんな扱いになっている。2020/02/23
読み人知らず
7
煮干が何か分からない若い人なんているんだろうか?いるんだろうな。恐ろしい。2010/06/13