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内容説明
今、日本ではアジア・オセニア放送網会議が開催されている。この会議の成功の鍵を握っているのは、東南アジア連邦共和国のチェン代表。だが、会議が難航し、夫に付き添ってやってきたチェン夫人もすっかり疲れてしまっている。そこで山岡が夫人を食べ物で元気づけることとなった。アイデアたっぷりのご馳走を堪能した夫人は料理自体はとても喜ぶのだが、いまひとつ元気がない。チェン夫人と別れの握手をした山岡は、あることに気づき「翌朝、もう一度夫人を誘ってください」というが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めしいらず
41
自分でも気付かないうちに惹かれていて、相手の言葉や行為の端々に、思わず知らず心が浮き沈む。ゆう子への誤解から、何となく失恋したような気分を味わった士郎の横顔を捉えた、あの2コマがお見事。その気持ち、何だか知ってるかも。その後の絵に描いたような腑抜けぶりもナイス。「失恋気分」2015/04/29
再び読書
25
ホアン夫人のワールドな料理から始まり、心を擽る様なパンのスープが食べたくなる。また、変化球の極みとも言える山芋の漬物も食べたい。そして、メインのおせち対決に突入する。雄山は亡き妻との勝負を避けて、問題提起を行う。東西チームはお千代を含む海原三美人と栗田の後輩の援軍を得て、郷土料理のおせちで勝負を挑む。その後のエピソードでは、お雑煮の味で生き別れた親子の再会が叶う。味と言うのは絶対的な指標ではなく、育ってきた歴史が育む。それだけに好き嫌いというのはその人のルーツを解く鍵ともなるので怖いとも言える。2020/02/08
抹茶モナカ
10
実家のある街の図書館の古本市で入手。ゴミ箱に入れちゃう前に読む事にした。気分的に落ち込んでいるので、漫画が丁度良かった。2022/09/19
Riopapa
6
おせち対決。内容は考えさせられるが、山岡と栗田さんの関係は焦らされるばかり。2016/06/05
新ひなはる
6
山岡さんの「あれ、取り消すぜ!」にときめいてしまいました。2012/06/28