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内容説明
偶然にも山岡は、東西新聞社を辞め、現在新しい事業を始めようと燃えている元同期の赤森に再会する。そこで山岡は、「今度の事業に投資をしてくれる人物に自分の人間性を表した料理を食べさせたいので力を貸してくれないか」と彼から頼まれる。二つ返事で引き受けた山岡だが、赤森は、最高のメニューには思いきり費用をかけなくてはならないと勘違いしてしまい…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
23
京極を唸らせる「ポトフ」には一度挑んでみたい。しかし、一般人はなかなか「ポトフ」のある店に巡り合わない。鑑定士藤田の心意気は粋を通り越して尊敬できる。湯通しをした肉野菜炒めも是非食べてみたい。まだ未チャレンジながら、焼肉のたれを冷奴にというのは目から鱗を期待したい。日本の美学の根底にある儒教の解釈が、礼儀に始まり礼儀に終わる清々しい心は理解できるが、ひねくれものぼくはメジャーリーガーはどうかとも思う。2021/01/14
不自他
10
全て1話完結。地味に佳作が多い。/山岡さんの同期が「ある人物」に融資を依頼。/中華料理屋の肉野菜炒めは「油通し」をするらしい。/お隣の南村夫人の叔母さんは質素(褒め言葉)で好感が持てる。鑑定家・藤田さんはアクが強いが嫌いじゃない。/力屋うどんの大谷さん(4・10巻)がまた登場。/近城・二木夫婦の離婚危機はすぐ解決。近城さんの酒癖ひどいな…。/大石警部に石川県金沢名物・治部煮の作り方を教える。
Riopapa
8
金上が出ないのはいい。みんないい人ばかり。2016/08/14
読み人知らず
7
心の教育、はたして高校野球は正しいのかどうか分からないけど、礼儀に始まり礼儀に終わる心はすがすがしいと思う。2010/06/13
eucalmelon
6
娘を女優にして、稼いでいる母親が娘の男を見て、優しい母親に豹変?いやいや、これは渡鬼じゃないが、このタイプの母親なら、ごねて怒り狂う母親が一般的では? 食べ物でころころ、意見を変える人間ばかり出てくるが、そうでないのは、雄山と山岡だけだ。人間はそんなに単純じゃあないと思うんだがどうなんだろうか?2022/04/09