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内容説明
「究極のメニュー」を作成する中で、山岡達がこれまでに出会った数々の名人・名店。その中でも最高の名人・名店を選りすぐり、第106集と第107集の2冊に収録! 96・97・99集に登場した「京味」と、この2冊で紹介する9店こそが、「美味しんぼ」が選んだ究極の名人・名店です!!■106集の収録作第1話/偉大なる名人・名店 常夜燈〈1〉~〈3〉第2話/偉大なる名人・名店 総持院〈1〉~〈2〉第3話/偉大なる名人・名店 美家古寿司〈1〉~〈3〉第4話/偉大なる名人・名店 大市〈1〉~〈2〉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
20
この巻で、荒川さんが、副部長に昇進する。物語としては、もう少し早く昇進した方が面白かったと思う。江戸文化の粋は関西の人間は程遠いイメージがする。ただし、本質は質重視の考え方なのだが、やせ我慢が必要。常夜灯のおでんの凄さは一度是非訪れたい。まさにおばんざいを思わせる。荒川カメラマンの結婚のきっかけとなった出会いの寿司の大将が二代目に変わっているのと、名人を継承していることに感動を覚えた。そして最後には庶民には、敷居が高い。最後もとても敷居が高いスッポンで占められる。鍋もまた以前金製より価値が高いとも言われた2024/07/31
ぐうぐう
12
料理を前にして、薀蓄を傾けるほど、愚かな行為はない。しかし、実際に料理を読者に食べさせることができない漫画において、山岡の薀蓄は、読者の舌の上に広がる想像の料理の味を代弁する役目を担っている。ところが『美味しんぼ』は、その理屈を所詮理屈だと客観視できているところがいい。「料理の教科書みたいに、何を何グラムと計算してできるわけやないんです」「そうやな。そこはもう少し塩を足したらええんやないか、なんて、あてずっぽうで決めるからな」。常夜燈の大将の言葉は、料理は理屈ではないことを、きっぱりと宣言している。2011/09/24
Riopapa
11
政治的な話もなく、純粋に料理漫画として楽しめた。絶対に行けそうにない店ばかりだけど。2020/01/16
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
11
そういえばキチンとした店でおでんを食べてことも無いし、すっぽん料理を食べたこともない。和食の名人名店とは無縁なんだなぁとつくづく2011/09/10
シーナ@食べ物漫画好き
9
106冊目 新たな明かされた美食倶楽部メンバー向井、フレンチにイタリアンに中華で修行に成功してる時点で良三よか優れてるよ。再び実在店舗紹介で常夜燈。富井副部長が部長代理に…荒川さんが副部長。高野山の精進料理、この料理解説は秀逸です。美家古寿司と粋。ブラックさんのずんだを包んだ豆腐の餡掛け。スッポン大市。少し原作の持ち味が減った取材漫画と化してるけどマダマダ見る価値のある作品かと。2017/12/04