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内容説明
美食倶楽部の若手料理人・岡星良三をめぐり、「究極のメニュー」と「至高のメニュー」が競う「イタリア対決!!」では、食の都イタリア・パルマを舞台に、パルメザン・チーズ、プロシュート(生ハム)などの高級食材がテーマとなる。ほか、飴玉、ギョウザなど身近なものをテーマにした全5編で、「食」の根源を追求する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めしいらず
39
究極vs至高、イタリア編。パルマの名産品プロシュートやクラテッロなどの生ハム、パルミジャーノ・レッジャーノをふんだんに用いた垂涎のメニューの数々。その美味しそうなことと言ったら!簡便なやり方に流れたり、大量生産で金儲けを目指したりせず、古から受け継いできた製法を頑なに守る職人たちの矜持。その地域で大切に育まれた食材を、無用に手をかけ過ぎぬように調理し、その地域の空気の中で食することの悦び。これ以上の贅沢があるだろうか。自分の中の世界を広げるのではなく、深めることの重要さに気づく良三の心意気もまた善し。2017/01/23
Riopapa
7
生ハムは食べたことはあるものの、美味しいと思ったことがないので、少し興味が出た。イタリアは歴史のある国だから、料理も確かに美味しいだろう。2018/04/15
ユイ
4
飴好きとしてはぜひ昔ながらの飴が食べてみたい!もち米と麦芽か。2010/09/13
ハラセジ
3
究極対至高のテーマはイタリア料理🇮🇹これはまた大きなテーマ(笑)生ハム美味しそう!そして別のエピソードでは夏のもぎたてトマト🍅何度も夏のもぎたてトマトは取り上げているから、友人の劇画原作者はよほどトマトが好きらしい。夏バテ対策料理は今まで僕は夏バテになったことがないから、その気持ちがわからないなぁ。そんなに辛いのかな?2025/04/13
eucalmelon
3
雄山は良三のためにイタリア対決を企図した。目論見通り、良三は考え、伝統の重さを理解したんだろう。歳の功というか、さすがは雄山だ。一方、士郎はイタリア料理はつまらないものだと思わせようとしている、とか一体今まで何を見てきたんだ?といいたいような幼稚な発想だ。片や雄山がが深く考えているのにどうしてこうも極端なんだろうか。 それにしても、プロシュートにクラテッロ、食べてみたい!2023/04/24