ビッグコミックス<br> 美味しんぼ(38)

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ビッグコミックス
美味しんぼ(38)

  • ISBN:9784091826381

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内容説明

山岡は、荒川夫妻から夫妻の友人の橋田という男のことで相談を受ける。彼は大手自動車会社の御曹子で、その将来を嘱望されていたにも関わらず、会社を辞めてラーメン屋を始めたという変わった経歴の持ち主。ところが、そのラーメン屋がまったく繁盛しないという。山岡は、まず皆をおいしいと評判の屋台“流星一番亭”に連れていく。“流星一番亭”は、目星をつけたラーメン屋の近くに屋台を出し、客を奪うことでその店を乗っ取って傘下に入れるという強引なやり方で、急成長しているチェーン店だった。その“流星一番亭”に目を付けられた“金銀軒“の母子と、ひょんなことから知り合った山岡たちは、“流星一番亭”に負けないラーメン作りに取りかかるが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zero1

44
前に、初めて入った蕎麦屋で見かけ、久しぶりに読んだ。内容は【ラーメンウエスタン】の映画「タンポポ」そのもの。伊丹十三の監督作品(1985年)。寂れたラーメン屋を人気店にすべく山岡たちが尽力。🍜気になったのが【化学調味料】の存在と表記。前にホリエモンがこの件について語っていたのを思い出した(後述)。放送禁止用語ではないが、【うま味調味料】と呼ぶことが推奨されているらしい(後述)。🍜美味いラーメン屋は多いが、開店→廃業の速さは驚くべき。2023/12/21

めしいらず

44
1冊まるごとラーメン編。資本力にものを言わせて、個人経営の店を閉店に追い込んだり、傘下に収めたりする新参のラーメンチェーン店。強引で独善的なやり方を厭わぬ組織のトップたる敵役が、実に正々堂々、潔く客思いな好人物であることに違和を感じる。2015/04/02

再び読書

25
まるまる一巻ラーメンの本、中華そばでは無くもはや日本食となったラーメン。この、神髄に切り込む本、雁屋氏の「美味しんぼ塾」では麺の材料の卵まで拘って一杯のラーメンを作ると35万かかったとあきれた。また麺によく使われる鹹水にも言及していて興味深い。スープ動物系に鳥、豚、牛があり、魚介系にはカツオブシ、サバブシ、アジブシ、煮干し、焼き干し、野菜はニンニク、生姜、長ネギ、玉ねぎ、セロリと豊富であり、これに昆布、干しシイタケ、調味料が絡む。複雑以外の何物でもない。今ではこれにつけ麺が加わる。まとまらない!2020/01/11

不自他

10
1993年の単行本。人気ラーメンチェーンと張り合う『ラーメン戦争』のみを収録。敵の雉川さんの顔がなぜか雄山似で紛らわしいが、海原雄山との対決ではない。(ネットでも有名な)ラーメン三銃士が登場。ラーメンの分析・話の構成自体も面白いし、勝負の付け方も納得できる。これはアニメ化したら絶対面白かったはず。

シーナ@食べ物漫画好き

8
38冊目 丸まるラーメンで一冊。流星軒のオヤジも好きだけど、やはりラーメン三銃士を連れてきたよ!が素晴らしい。2017/11/17

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