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内容説明
駿河・遠江(現在の静岡県)の名門大名今川家の五男として生まれた義元は、幼くして寺に預けられ、僧侶として暮らしていた。だが、今川家を継いだ長兄と次兄が相次いで急死し、義元が今川家の当主となる。すると、それを不服とする義元の異母兄が叛旗を翻し――!? 「海道一の弓取り」と称され、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑が天下取りの手本にしたともいわれる戦国武将、今川義元の物語!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
いつも戦国なのに彼だけ貴族みたいな姿で描かれていて、リスペクトされている割になんだか読めない人だなあ…と思っていましたが、なんとこの人のまんががあるとは。マンガの間の取り方や画力が好みなこともあり、読みやすかったです。ちょっとバガボンド感があったからかな?家康の福助っぷりがおかしいですが、劉備玄徳のエピソードも関係してるのかしら…って調べたら、家康さんも福耳だったんですねえ。義元さん、もっと読んでみたいな。2022/12/27
クサバナリスト
11
NHK『智恵泉』でも先日取り上げられていた今川義元。公家さんイメージが先行し、その偉大さが今一つ伝わっていない。本書でそのイメージが少しは良くなる?2017/06/22
りるふぃー
9
他の戦国武将の伝記では、一人だけマロだし、完全に脇役でかっこ悪く描かれがちな今川義元にスポットライトを当ててくれて嬉しい。享年42だったか!若いじゃん!このマンガでは、安倍晴明とか、鬼滅のおやかた様風にミステリアスな雰囲気で描かれてる。ちなみに家康は福助になってる。 戦国大名と禅僧が密接な関係にあったというのは、力だけで制圧するのと違ってくるから、良いと思った。 2022/04/30
Teruhisa Takii
2
確かに天下に一番近い人物だったのかもしれない。2019/09/23
しろたえ
1
児童向け歴史漫画に今川義元が取り上げられる日が来るとは嬉しい限りです。桶狭間の上洛説のことなど、もう少し、と思う点はありましたが、最近の研究を踏まえた丁寧な描写・考察がなされています。好印象の良書でした。桶狭間の後の今川家についての描写はありませんが、今川義元の入門書にも最適なのではないでしょうか。2017/05/07