コミック版 日本の歴史 幕末・維新人物伝 横井小楠

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コミック版 日本の歴史 幕末・維新人物伝 横井小楠

  • ISBN:9784591139141

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内容説明

学問で頭角を現した熊本藩士・横井小楠は、江戸遊学を経て、やがて福井藩に藩政の相談役として招かれる。 勝海舟、坂本龍馬、吉田松陰、高杉晋作、松平春嶽……幕末・維新を彩った英雄たちに、多大な影響を与えた男の生涯を描く!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bianca

33
熊本で異才を放っていた、思想家・横井小楠。早くから海外情勢を踏まえて日本の理想的な将来を構想し、各方面に多大な影響を与えた。勝海舟も恐れたという人物。ただ熊本では、なかなか理解が得られず、向学心旺盛な福井藩との繋がりが強い。お酒が入ると、ぶっちゃけ過ぎて失敗することも。度々失脚するも、最終的に明治政府の参与となる。そののち暗殺される。一族は教育者が多い。2015/05/17

憲法記念日そっくりおじさん・寺9条

19
勝海舟に恐れられた幕末の思想家・横井小楠の伝記漫画。小楠を主人公にした漫画なんて初めてでは無かろうか。幕末ものには名前がよく出るが、どんな生い立ちなのかは知らなかったので面白く読む。小楠の酒乱振り(もしやアルコール依存症?)が伝わるエピソードも押さえてあるのが良い。何度か酒絡みの大失敗を犯しながらも復活したのは並外れた才能ありき。臨機応変な思想の持ち主で、坂本龍馬とも喧嘩したらしいが、龍馬との絶交は描かれていない。舌剣と呼ばれる程の弁舌の冴えも仇になったか、61歳で暗殺というのが気の毒。2014/04/07

nbhd

13
大河ドラマ「青天を衝け」を見て、要潤さん演じる福井藩主・松平春嶽がなぜ幕府の実力者になったのだろう?と疑問を持っていた。もちろん春嶽さん本人の才能もあったろうけど、この本を読んでわかったのは、福井藩には横井小楠というブレーンがいたからってことだ。熊本藩出身の開明的頭脳派で、吉田松陰、高杉晋作、勝海舟、坂本龍馬など幕末の超有名人たちが軒並み師事している。酔っぱらって暴力沙汰を起こしたり(酒失事件)、過激攘夷派の襲撃に敵前逃亡したり(士道忘却事件)、個性的な過失で失脚させられがちなのが、またおもしろい。2024/09/30

CHRONO

6
幕末、これまでの常識が崩れて世の中がひっくり返る時代に、次の時代を予見しえた数少ない日本人。酒での失敗などで失脚するも、時代に必要とされる横井は何度も表舞台に復帰。もう少し詳しい本で読んでみたくなる横井小楠の入門書として、とても良い一冊でした。2020/10/02

Lesta01

3
最近興味を持った人物なので、まずは分かりやすそうなコミック版を借りてみた。 ・ その中で… 【 有名な龍馬の「船中八策」は、この「国是十二条」と「国是七条」を参考にし 書かれたものである。】 ・ 「おれは、今までに天下で恐ろしいものを二人見た。それは、横井小楠と西郷南洲とだ」 勝海舟にそこまで言わせた男。少しずつ、横井小楠という人物を味わっていきたい。2020/06/28

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