コミック版 日本の歴史 幕末・維新人物伝 由利公正

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コミック版 日本の歴史 幕末・維新人物伝 由利公正

  • ISBN:9784591147221

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内容説明

福井藩士の由利公正は、藩主が招いた熊本藩士・横井小楠に学び、困窮する福井藩の財政立て直しに力を尽くした。やがて、公正は小楠の紹介で坂本竜馬と知り合い、意気投合する。公正の財政手腕を認める龍馬は、明治維新後の新政府の財政を任せられる人物として、政府の岩倉具視に公正を推薦。明治政府に登用された公正は、財政面から政府を支え、政府の基本方針『五箇条の誓文』の草案をつくるのだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クサバナリスト

8
NHK『知恵泉』で由利公正が取り上げられたので、興味を持ち、本書を読んだ。伝記小説のようなものを探していたところ、漫画でお手頃な本書を見つけた。どんなことをやった人物なのかを簡単に分かるには丁度良かった。銀座の街並みの基礎を作った人でもあった。2016/03/12

Teruhisa Takii

2
五箇条のご誓文の原案起草者2019/09/05

ビシャカナ

1
五箇条の御誓文の草案や、太政官札発行など、明治政府で文官として活躍しながらも、若い頃は血気盛んな武人肌だった由利公正。それが砲術から兵站、火薬生産、そして福井藩の財政建て直しと徐々に財務方として目覚めていき、福井領内の貧しい庶民、活気ある江戸の街や各地の港を視察して見聞を広めて、公共のこと庶民のことを考える近代国家の日本人の初めの一人となる。歴史が少し変わっていれば福井藩が新政府の中心となり、由利公正の公共の精神もさらに実現されていたかもしれない。2021/02/06

すけよし

1
与えられた職務のみにこだわることなく庶民と交わり、自分がやりたいと思ったことを真っ直ぐ進めようとする行動力が横井小楠や坂本龍馬に認められた理由であり、一方で藩や政府から厭まれた原因にもなったのだろう。 由利公正の書いた五箇条の御誓文の草案と、実際に奉読されたものを比べると、万機公論や世界に知識を求めることなどは共通している。一方で、庶民の意見を反映させることや役人の任期を決めることについては変更されてしまっているようである。ここに由利公正と新政府との考え方の相違を知ることができ、面白かった。2019/08/20

多読多量連投が日課だった

0
どうも地味。習った記憶もない。あと終盤尾崎行雄かと思う程被ってる。2017/11/23

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