コミック版 日本の歴史 歴史を変えた日本の合戦 長篠・設楽原の合戦

著者名：加来耕三【企画・構成】/すぎたとおる【原作】/中島健志【作画】/馬場高夫（新城市立長篠城址史跡保存館顧問）【監修】

ポプラ社（2017/12発売）

• ISBN：9784591097977

内容説明

無敵の騎馬軍団をひきいて、長篠城に迫る武田勝頼。　迎え撃つは織田・徳川の連合軍。　合戦の常識を変えたと語り継がれる戦いを、実力派作家がダイナミックに描きます。　総合監修には、キャリア約２０年・著作３００以上の実績を持つ歴史研究の第一人者、加来耕三先生を迎え、重厚な構成が実現。　最強と呼ばれた武田騎馬軍団は、なぜ新鋭織田軍の前に敗れ去ったのか？　銃対騎馬が火花を散らす、息づまる城攻めの攻防を徹底解剖！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[bianca]

武田信玄没後の武田軍と信長・家康軍の戦い。三方ケ原で信玄に散々打ち負かされている家康が屈辱を晴らす場ともなった。裏舞台で活躍した、鳥居強右衛門（すねえもん）という下級武士がいたことを知る。泳法に長けており、長篠城を取り囲む、武田軍の隙をぬって、その窮状を家康に知らせに行った。帰りに武田軍に見つかり磔死（たくし）するが、こういう僅かな義と侠のために命を投げ捨て、悔いのない生き方をする武士を「武辺者」というらしい。今まで読んだ中では一番戦闘シーンが凄惨に描かれている。鎧や信長の帽子など細かく見ると興味深い。

2015/06/01

[どあら]

図書館で借りて読了。鳥居強右衛門のことは以前、長篠城址保存館へ訪れた時に知りました。長篠・設楽原の合戦のことが詳しく分かるのでオススメです(^^)

2020/09/29

[零水亭]

（息子の漫画）馬場美濃守さま…つ.T 一時期ハマった『名将言行録　第一巻』また読んでみます（デジコレ）。

2021/09/01

[Teruhisa Takii]

長篠合戦は設楽原での合戦であったのか。

2019/09/29

[ツキノ]

この合戦について、学生時代に学んだ覚えがまったくない。教科書に載っていたとしても完全スルーしていたのだろう…

2016/08/25