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内容説明
織田信長の妹・お市と、近江国の戦国大名・浅井長政の長女として生まれた茶々。信長により家を滅ぼされ、母とともに落ち延びるが、母・市が再婚した柴田勝家も、豊臣秀吉に滅ぼされてしまう。秀吉のもとへ引き取られた茶々たち三姉妹は、秀吉を恨みながらも、戦国の世に生きることを選択していく。天下人である秀吉の妻に選ばれた茶々は、秀吉の世継ぎとなる男の子を生む。父母の血を天下に残せることを誇りにする茶々だったが……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
29
「女の戦は…」など、戦国時の悲しい女性の生き方が主観的に表現されています。淀殿の権力者・秀吉への憎しみと、時々見せる魅力に心揺れる心などの描写も創作ではあるけれどなかなか考えさせられる演出です。でも娘には大不評。「ありえないから返しておいて」と厳命を受けました。ぷぷぷ。でも、結構人間・淀殿を巧みに描いていると思うんだけどな。2021/05/06
ふじ
16
3度の落城を経験した戦国の姫。織田、浅井、柴田、豊臣…血を繋ぐことに固執したあまり、時節を読み違えたのか。徳川に与することなく、豊臣秀頼と共にこの世を去る。2019/11/22
ツキノ
12
淀殿もいろいろな描き方をされる女性だ。大河ドラマ真田丸で竹内結子が演じた淀殿はよかった。ちゃんと井伊直虎まで登場させている(会話の中だけど)のはさすが、というべきか?2017/01/31
りるふぃー
11
他の戦国武将のマンガでは、気の強い厄介な女のように描かれていた淀殿。淀殿の立場からの物語を読んだら、全く印象が変わった。幼い頃から、身内が次々と殺されたり自害させられたり、長女としての抱えきれないほどの重荷で精神が張り詰めていたのだろう…時に気絶したり、体が硬直したり、氷のように冷たくなったりしたとのこと。出家して尼になれば命が救われる可能性があったのではないか?と思ったが、最後は、息子と共に死を選ぶとは…。時代の渦に巻き込まれ、覚悟を持って生きていたこの時代の方に敬意を表したい。2022/04/18
まげりん
5
ヒステリックな愚かな悪女と描かれることの多い淀殿だが、今回主役ということで芯の強く潔い女性だった。ここまで描き方が変わる女性も珍しいのではないか。淀が主役の伝記漫画の存在自体が嬉しい。知識の幅が広がっていいな。歴史をどの視点から見るかって大事よね。2017/07/23
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