- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
きらびやかな国風文化が花開いていた平安時代。人々は、星の動きから吉凶を占ったり、雨ごいの儀式を行なったり、敵を呪ったりと、様々な呪術の力を信じていた。そんななか、一条天皇や、藤原道長などの貴族たちに絶大な信頼を寄せられていたのが、陰陽師・安倍晴明である。謎に包まれた晴明の生涯を、史実に基づきコミック化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
漫画や小説で大活躍の陰陽師。もはや神様みたいな扱われ方のこの稀代の方がまさか日本の歴史シリーズに登場するとは。しかも切れ長の目のハンサムだし。今昔物語のエピソードが元のようですが、他にも彼が行った様々な儀式や、京都で明治時代まで陰陽道が続いていた話など興味深く読みました(明治時代になって禁止されたとのこと)。いやはや知らないことばかりです。2023/08/09
どあら
18
図書館で借りて読了。陰陽道は奥深い❢絵も好みだし、サラッと読めました(*^^*)2020/10/08
りるふぃー
7
読み終えてもやはり謎めいた人だ。解説にある、蛙を殺した説が本当なら、マンガのイメージとは逆になってしまうかな。2022/07/31
ゆうさこ
6
藤原氏関連の本を読んでいて、安倍晴明が道長に重用されていたことが度々出てきて、そう言えば昔、野村萬斎が主演して流行っていた頃、全く見なかったし、陰陽師について何も知らないな、と思い手に取った。祈祷なんてインチキで、よく職業になったもんだなと思っていたが、陰陽道は「当時なりの科学」であったようだ。それでも、道長に重用される中では、さすがの晴明も道長に都合がいいことを言っていたんだろうなと、うがった見方もしたくなってしまうが、本書の中の晴明は、信念を持ち、世に貢献しようとする人物だった。(続く)2024/12/15
モンジー
1
現代では謎の職業陰陽師の代表、安倍晴明。 それなりに脚色や現代解釈を交えて漫画に仕立てている。 巻末の賀来耕三先生の文章ともちょっと違ったりするがそれもまた良いか。2024/02/05