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内容説明
幕末の薩摩藩(鹿児島県)の名門藩士の子として生まれた小松帯刀は、若くして藩の家老となり、西郷隆盛や大久保利通の上司としてその活躍を支える。また、坂本龍馬を公私にわたって助けたり、徳川慶喜に大政奉還進言するなど、明治維新の影の立役者として活躍する──。知られざる幕末の俊英、小松帯刀の生涯を描く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
全然知らなかった人物ですが、やっぱりこういう人物が育つにはそれを可能とする土壌があるわけで…。幕末に活躍した人たちのバックによく登場する島津斉彬をはじめ、後進を育てる人物の存在がまぶしいです。子どものころは気づけなかったなあ…。年を取ってからこういう本に出会える楽しさよ♡娘さんはパラ見。まだ九州に行ったことがないので薩摩とか感覚がつかめないだろうなあ。2023/05/27
ツキノ
17
2018年4月発行。大河ドラマ「篤姫」をDVD視聴したばかりなので読んでみる。篤姫との交流は一切描かれず。魅力的な人物だったのだなぁ。アーネスト・サトウ絶賛。作画かわのいちろう。劇画調で写真に忠実。【45】2023/04/21
micamidica
3
漫画「だんドーン」の小松様が好きすぎるので読んでみた。日本史に疎くてほぼ忘れてるから、読んでしまうとだんドーンのネタバレになることに途中で気づいたけど小松愛が強くて読むことにしました。漫画なのでサクッと読める。記憶の限りでは学校の授業で小松帯刀という名は習ってないと思うけれど、すごい人やない…?血気盛んな薩摩藩士の上に小松様がいなかったら日本はどうなっていたのだろう。そしてわたしの見込みは間違ってなかったと思うなど笑。だんドーンの続きも楽しみです!2024/12/02
あやほ
3
大河ドラマの篤姫を見るまで存在を知らなかった方。 漫画を読みながら大河ドラマを思い出した。 瑛太さん演じる小松帯刀も魅力的だったな?2021/10/29
ビシャカナ
1
重臣の家に生まれ病弱ながら才覚を磨いて、島津斉彬の覚えめでたく久光からの信任も厚く、幕末の薩摩藩藩政の中枢にいた小松帯刀。薩英戦争や禁門の変のような軍事から英国との貿易や朝廷工作などの交渉、坂本龍馬と亀山社中の援助など多方面で活躍。西郷隆盛や大久保利通を部下として十二分に活用するなど、維新の三傑以上に政治の中枢にいた小松帯刀が早逝せずにいたら、西郷と大久保を仲裁できる唯一の人物として明治政府のあり方も大きく変わっただろう。2020/12/09