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内容説明
平安時代中期。 貴族の五男として生まれた藤原道長は、元服し、内裏で仕事を始めるが……!? 貴族文化が華やかに咲きほこった時代、権力争いが絶えない宮中で出世を果たし、三人の娘を天皇に嫁がせて栄華を極めた、平安貴族最大の実力者がついに登場!! 藤原道長の生涯とともに、当時の貴族の暮らしぶりをわかりやすく紹介!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の寺ちゃん
35
平安貴族のピークというべき藤原道長の生涯を漫画で。主人公なので正義の人に描いているが、まあ道長も権力闘争の人ではある。仁義なき骨肉の争い。途中で安倍晴明が出て来るのがいかにも今風である。加来耕三の解説によると、道長は女性にモテた人で、モテた理由は妻が二人しかいなくて(当時としてはかなり少ない)、他の男達みたいに気が多くないから…という事らしい。愛妻家だからモテるというのは昔からある人情なのだなぁ。多数の女性にモテるには、一人の女性を真面目に愛する事から始まる…という事か。なるほど。2015/05/02
たまきら
22
おお~この人の伝記があるんですねえ。日本の歴史でくくっても必ず登場する平安時代の有名人ですが、子供のころ読んだ本ではすごく悪い人みたいに描かれていたっけ…。この本では源氏物語が早く読みたくて作者の机をあさったりする困ったオタク親父エピソードなども出てきて、なんだか憎めなかったです。娘さんは紫式部の部分を熟読。2021/05/08
まげりん
4
これまた知らない人はいない藤原道長。あの和歌のせいで傲慢なイメージがあったが、光源氏のモデルとは知らなかった。宮中の女性はあんな風にひかるの君をいていたのかと思うと、また認識を新たにします。糖尿病だというのは意外というか、納得というか。2017/10/27
Beth
1
読みやすい。 人柄が伝わってきてとてもよかった。 歴史の入門書としてはいいと思う。 大人には物足りないと思いますが…2016/05/07
ななこ
1
忘れてたり知らない所を見つけられたかな。お姉さんのおかげでいいとこまでいったのね。2015/09/30