内容説明
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本書は、相対論的量子力学を学ぶための教科書です。 I巻で、典型例を具体的に解くことで古典論と異なる考え方や手法を身につけたのに続き、II巻では、量子力学と相対論を融合して場の量子論へ至る過程を学びます。 まず、スピン角運動量の解説から始め、相対論に基づく量子力学の定式化、特にディラック方程式の理論を解説し、さらにその発展としての場の量子論へと進む構成となっています。
目次
1 スピン
2 特殊相対論と量子力学
3 クライン―ゴルドン方程式
4 ディラック方程式
5 ディラック方程式のローレンツ共変性
6 ディラック方程式の解とその性質
7 水素原子の問題
8 場の量子論
付録 公式集