内容説明
ヤガ脱出をはかったヨナは、《ミロクの聖姫》に捕らえられ、スカールの助けを得たフロリーも、化け物にさらわれてしまう。一方、《アルド・ナリス聖廟》への参詣をすませたイシュトヴァーンは、ようやくパロを出立しようとしていた──1979年に誕生、空前の規模で展開し、多くの読者を魅了してきた世界最大最高のファンタジイ・ロマンは、数多の人物を宿命の螺旋に巻き込んだまま、ここに最終巻を迎える。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
188
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝130巻(157/180)です。本巻は、イシュトヴァーン、ヤガへ出立~絶筆~未完の巻でした🐆 栗本 薫版正伝、完読です。続いてハンドブックFinalへ2022/11/13
nonたん
40
終わりました。「それはーー『異形』であった」から始まったサーガ正伝。最後の本は半分の厚さでした。最後の最後までバカチンが話を面白くしていく。何を企んだのか…誰に聞いたら教えてくれますか?そして、物語終盤にして俄に注目を浴びたフロリー…その運命は…。誰か書いて欲しい…。2013/11/30
ぽんすけ
38
薄っ!そうかこの巻が絶筆なのか…。なんだろう、リアルタイムで読んでた読者の方たちの中には、途中で展開に幻滅したり脱落した人も多いと聞いているが、2023年10月からコンスタントに読み続けているとあまり不満も持たずにこの巻まで読んでこれたなという感じ。しかしご本人もあとがきでよく書いておられたがまだこれ序章くらいのものらしいので、途中で力尽きるというのはすごく無念だったんじゃないかな?ここからがめっちゃ面白いんだよと本人思ってそう。二年ちょっとグインの世界を一緒に旅することができて最高でした。2026/02/16
きらら@SR道東民
35
明日を信じて執筆された130巻、その薄さに心奪われました。私の日常生活の一部となっていたグイン・サーガの世界。もう二度と栗本さんのグイン・サーガを読めないのが、悲しくて仕方ありません。「それはー<異形>であった」から始まり、大河ファンタジーの面白さを堪能し、謎は永遠と謎のままで。でも著者は、どこかの遠い国の神話伝説のように、物語を語り継いで欲しいと言っています。2016/09/12
よむよむ
35
昨年5月、車中のラジオで訃報を知り、その日からこの一冊を目にするのがずっと怖かった。本屋で手に取り、その薄さに「ああもう本当に終わりなんだ」と実感し、しばらく動けなかった。特別傾倒していたわけではない。けれど、常にあるはずのものが無くなるというのは、染み込むような喪失感がある。この20数年、長かったような短かったような・・・スゥーティーの逞しく成長した姿を思い浮かべつつ、合掌。2010/01/21




