内容説明
夜が更けても誰も部屋に戻ってこない心細さから、フロリーは一人、城の庭へ出た、そこをタリク大公に侍女と間違われてしまう。とまどいながらも世話をするフロリーの献身的な態度に、大公の心身は癒され、それは恋心に変わっていった。しかしそのことがタリク大公の妻の座を狙う、タイス伯爵の娘、アン・シア・リンに知られることになり、フロリーは監禁されてしまう。悲しみうろたえる彼女の前に、マーロールが現われた。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
159
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝115巻(142/180)です。本巻は、タイスの水神祭り、ほぼ進捗なしでした🐆 本巻の表紙は、グイン・サーガ史上最もエロティック(シースルー&巨●)、【読メエロ部】推しです(艶) 続いて正伝116巻へ2022/10/18
nonたん
30
マイバースデー本はこれだ!タイス編で最高の表紙ヽ(^。^)丿タイスの猥褻衣装に包まれた(←ほとんど包まれてないが)リギアさん!祭りがおっぱじまって、脱出作戦も着々と進行し始めた。リギアさん優勝したら、逃げるの大変じゃないのかな…。闘技士たちは意外とイイヤツ多いね。2013/08/13
きらら@SR道東民
23
お祭りの描写がこれでもかって、何度も何度も出てきてちょっと、いえかなり食傷気味・・・あと表紙のリギアさん、美人さんで素敵ですが目のやり場に困る・・・・2015/09/20
瀧ながれ
22
水神祭りがにぎやかに、はじまるのです~♪などと「精霊流し」のメロディーが浮かびますが、タイスの水神祭りはああいった哀愁はまったくなくて、ただ猥雑でやかましいですね。もともとのタイスも浮かれた街なのに、その何倍も人が増えて音も増えて、人混み嫌いなわたしは、読んでるだけで人酔いしそうです。タイス、つくづく合わないです。そんななか、グインによる脱出計画は着々と進行中。スーティがよくできた子どもで助かりますが、人並みにぐずってたらどうしたのかなあ。この物わかりのよさは、都合よすぎないか?2016/08/20
ymartak
19
結構気が長いつもりですが、ここ数巻(タイス篇に入ってから?百巻超えた辺りから?)の進展の悪さには頭を抱えたくなりました。反面、まるで紀行文の如く、これでもかと架空の世界を描写する作者の力量は、改めて稀有なものだと心底感心しました。2013/02/12