内容説明
リンダの帰還を受けてナリス陣営の動きはにわかにあわただしさを増していた。いっぽうイシュトヴァーンは、ナリスの去就に心を惑わしつつ軍を進めていたが、マルガ直前でスカール軍の奇襲を受ける。たちまち応戦するイシュトヴァーンに、スカールは一騎打ちを挑みかける。激しく激突する両雄の憎悪と因縁。劣勢となったイシュトヴァーンは決着を避けて逃げ延びるも、負傷した彼はヤンダル・ゾックの魔の力に屈してしまう。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
148
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全179巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝84巻(104/179)、正伝+外伝で100冊目です。今巻は、イシュトヴァーン復活???の巻でした🐆 続いて、正伝85巻へ。2022/08/15
nonたん
33
グインサーガ100冊!(本編+外伝)読みましたねぇ。リギアさん出てきた時は、女剣士で颯爽として、ズバズバ物言う素敵な人の印象だったのに、スカールのせいで~ぐずぐずの人になってしまった。あいつとヴァレさんが裏切ったとかは状況がそうさせたのであって、ぐずぐずにしたのは、スカールだ!あのとっつぁんは責任取るべきだろう。んで、やっぱりバカチンが…マルガ燃ゆ。マリウス逃げる…まだ来るかな?2012/08/04
瀧ながれ
29
ナリスから離れたリギアは、偶然ゴーラ軍を目撃し、それがナリスに協力するためではなく、マルガを襲ってナリス(とリンダ)を強奪しようとしていることを知った。急ぎマルガへ戻ろうとするリギアの前に、マリウス=アル・ディーンが出現する。…これまでのいきさつとこの先の展開を知っていても、やっぱり、「来んなイシュトヴァーン、帰れ!」と思います。あと、彼には彼の考えと都合があるのでしょうが、グインはなぜもっと早くマルガに来てくださらないのか。いろんなことが苛立たしく焦れったい巻であります。2016/01/26
きらら@SR道東民
25
もう、涙なしでは読めません。ランが、ランが・・・・(涙)。ほんとマリウス、何なの君は、もうちょっと骨のあるヤツだと思っていたのに、リギアはナリスに仕えてこそリギアなんだと思います。何でもかんでも燃やしてしまうイシュト、とうとうマルガまで・・・。2013/07/23
Toshy
24
リギア、マリウス、などなど、メインキャラを取り巻く人たちのキャラがそれぞれに立っていて面白かったです。イシュトバーンのおかげで話に動きが出て来ました。次巻をすぐに続けます。2014/01/25




