内容説明
忠実な臣下たちとの再会を喜びつつケイロニアに帰国したグインは、国民から盛大な歓呼の声をもって迎えられた。そしてなによりも、グインの長の不在に心ふさいでいたアキレウス帝の喜びようはひとしおであった。しかしそのような光り輝く歓喜とは裏腹に、サイロンの王妃宮の奥深くで、シルヴィアは要人にあるまじき乱行に耽溺した結果、誰とも知れぬ男の子供を宿し、事態の急を知ったハゾスによる追及のさなか、出産する。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
161
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝122巻(149/180)です。本巻は、グインとシルヴィアの別れの巻でした🐆 続いて正伝123巻へ2022/11/03
nonたん
31
最後の2人の会話読んでたら…泣けてきた。シルヴィアにとってはまさしくそんな生涯だったのだろうし、グインはやっぱり女心なんて分からないんだよ。だから、追放されてきたのかも知れんな…。あんな終わり方はダメだと思うぞ。しかし関係ないけど、ロベルトも美男だねぇ…。読み終えてから表紙見ると…よけい泣ける。2013/10/01
瀧ながれ
26
シルヴィアは、父親がわからない子どもを出産する。それは男の子で、両目の色が異なるという特徴を持ち、ローデス候ロベルトから「シリウス」という(栗本薫の物語において、おそらく大きな意味を持つ)名前を贈られ、密かにサイロンから遠ざけられる。「宇治十帖」みたいなことを、考えていたのかなあ。いつか成長したシリウスと、スーティとドリアン王子とマリニア姫と、あと何人かの、第二世代の活躍、…これから読めるかもしれないけど。グインはついにシルヴィアを見限る。なんというか、ハゾスはグイン贔屓すぎてたまに判断を誤りますな。2016/09/09
Book Lover Mr.Garakuta
21
【図書館】【速読】:シルヴィアの不穏なる行為で、グインと別れるのか。シルヴィアの産んだ子供を巡り新たなる闘争の火種になるのか、グインはケイロニアを離れるのか。2024/09/15
ぽんすけ
20
きっつい、今までで一番きつい巻だったわ。前巻ではやっと帰還かなったグインに感情移入してたから、ハゾスと同じで何てことしてくれたんじゃ!と思ってたけど今回読み進めていくうちに、みんななんて可哀そうなんだろうと思ってきた。ロベルトの言葉が心に沁みる。反対にハゾスの正論が正論すぎてつらくなっていく。グインはすっかり記憶失ってるけど、あの時の夢の一件が本当にシルヴィアにとっては致命的だったんだな。彼女の心と魂はその時真に死んでしまったのね。グイン、本当にきっついけど最後それでも彼女の手を取ってあげてほしかった。2026/01/31




