ハヤカワ文庫JA グイン・サーガ２１ 黒曜宮の陰謀

著者名：栗本薫【著】

早川書房（2015/11発売）

• ISBN：9784150302016

内容説明

ケイロニアの都サイロンは、アキレウス皇帝の即位30年の式典を目前にひかえ、祝宴の準備に沸きかえっていた。しかし本来ならば最も華やいでいるべき黒曜宮は、不気味に静まりかえっている。それもそのはず、王位継承をめぐる争いからランゴバルド候が刺客の手にかかり、陰謀の魔手はさらに皇女にもせまっていた！第21弾。（※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

★超大作『グイン・サーガ』シリーズ全173巻完読プロジェクト（ギネスに挑戦！） https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、第21巻（26/173）です。 本巻は、ケイロニア皇帝をめぐる陰謀の巻でした。グインの存在感増し増しです🐆　続いて、第22巻へ。

2022/04/08

[nonたん]

ヴァレさん、するどい！ケイロニアの皆さんは、具印様にいいようにされてしまうのではないかと心配になるほど、いい人（間抜けな人？）ぞろいではないか。具印様は陰謀など塵ほども考えないだろうけど、できちゃうよなぁ・・・　　「他の女の子に・・・・・・ちょっかいを出さないでいてくれる？」　かわいい、オクタヴィア・・・　マジじゃん！　どうなるのか、楽しみな今後。表紙もオクタヴィア？セクシーなのね。

2010/10/20

[きーみん]

20、21とケイロニア宮廷の陰謀劇炸裂でとても面白いのだけど・・・19ですごく続きが気になる終わりかたをしたスカールとリー・ファはどうなったの？かけらも消息出てこないんですけど！放置プレイ！？(泣)

2010/09/11

[ぽんすけ]

面白かった！ケイロニア編もパロ編とは又違った緊張感とドロドロ具合があってとてもいい。グインが百竜長の一傭兵とは思えぬほどの働きぶりで、皇帝はじめ様々な人の信頼を勝ち得ていくのがうれしい。事態の渦中にあっても静かに周囲を見る余裕があり全てわかってる感がすごい。そして次は戦争になるのかな。又グインが戦場で雄々しく戦うシレノスそのものになり名声を上げると信じてる。リンダとレムスもグインのことが心配だったろうから、隣のケイロニアにいるとわかってほっとするだろう。あとはマリウスとイリスね。二人はお似合いだよ。

2024/09/13

[きらら＠SR道東民]

とうとう一国を救ってしまったグイン、グインの策士ぶりが鮮やかでわくわくしました。久々にブァレさんとおっとりリーナスに出会えたのは嬉しかったです。イリスとマリウスもなかなかいい感じで、マリウス早く姫だと気付いて。イリスの言葉「他の女の子にちょっかいを出さないでくれる？」って可愛い過ぎます。二人の恋が上手くいきますように。

2011/08/10