内容説明
〔グイン・サーガ147〕アルド・ナリスの妖しい力を前に、グイン一行はいったんクリスタルを離れることにする。しかしそこに新たな闇の脅威が襲いかかる! 一方、ヴァラキアでは、ボルゴ・ヴァレンがクリスタルへの派兵を画策し、モンゴールでは、イシュトヴァーンの不在を突いて、反乱のうねりが高まっていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
179
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全180冊完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝(篇)147巻(180/180)、暫定コンプリートです。本巻は、スーティ&グイン帰還の巻でした🐆 続いて予約している正伝(篇)148巻へ。次回から181冊完読プロジェクトとなります。まだまだ完結までは、先が永そうです🐆2022/12/16
夜長月🌙
55
グインサーガ第147巻。暗い話が続いてましたがスーティとグインが帰って来ました。明るい希望とも言えるスーティですがまだわずか3歳です。スーティが成年する頃には世の中が平定されるのでしょうか(200巻で完結するか?)。一方ではナリスとイシュトが共謀しています。操られている訳ではなさそうですがグインに対立しています。これから何を仕掛けてくるのでしょう。2021/01/19
coolgang1957
48
さあ、またまたグインです😆もう読んでるとデジャヴのよう、オルダナ婆のシーンは前にもなかったですかね。誰かも助けてもらった気がする🧐もしかして2回読んでる?いや読書メーターにも登録してなかったしなあ。まあ読んでしもたもんはしゃあない😅それにしても、そう!それにしても豹と鷹は、次はいつ逢うんや!それとリンダ姫はどうしてんの?あの人はそう簡単に敵に取り込まれたりせんやろっとブツクサ言いながら、唐突にアンルイスのリンダを聴きたくなった😆ふむ!まだまだ終わりそうにないな……〝❗️〟が多い感想やな😓2021/01/13
SOHSA
39
《購入本》小さな波がいくつも寄せては返っていく。やがてそれは大きな波を形作りすべてを飲み込んでしまう。そんな予感を感じさせる展開だった。グインの行く末と中原の行く末。覇権を狙ういくつもの勢力と小波乱。この物語はいったいどこまで行くのだろうか。終わること自体を物語自身が許していないような気がしてならない。どこにも終着点はない。時間は今も確かに流れている。2020/11/02
しゃお
31
これから起こる嵐を予感させる巻でした。グインはケイロニアに戻り今後に備える事に。スーティは異母弟と共に母親の元へ。ドライドン騎士団はカメロンの復讐に燃え、それをそそのかすのはボルゴ・ヴァレンの野望。イシュトヴァーンは「あの人」の言葉にすがり、そしてゴーラへと血を流しに。果たして「あの人」は一体・・・。そんな中で闇の魔導士グラチウスがようやく枷を外してもらえながら憤慨する様子が可愛かったです(笑)。力を取り戻した時にはまた中原とグインにどんなちょっかいを出すのでしょうか。そしてシルヴィアの運命はいかに。2020/07/06