内容説明
グインは、ガウシュ村を襲った《光の騎士団》の跡を追い、彼らの狙いがフロリーであることを知る。騎士団を率いる《風の騎士》こそ、誰あろう、元モンゴールの赤騎士隊長アストリアスであり、アムネリスの無念を晴らす人質として、イシュトヴァーンの隠し子を捜索していたのだ。憎しみに燃えるアストリアスは村に火をかけ、いったんはフロリーを捕えるのだが、グインは、リギアの助けを得て、すぐさまフロリーを奪還する。（※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
154
★超大作（公式表現：未曾有の大河ロマン）『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト（ギネスに挑戦！） https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝106巻（132/180）です。本巻はフロリー親子＆マリウス再奪還の巻でした🐆 続いて正伝107巻へ2022/10/07
nonたん
34
リギアさん、グイン様の部下になるの巻。アスト〜リアスくんもやっとこ諦めたかと思えば、間者やらなんやらがフロリーとスーティを拉致！（あ！ついでにマリウスも）グイン様チームの奪還作戦決行！強し！なまら強し！グイン様！！あんたスゲェよ…。そしてクムの方面に向かうとな。！！表紙にリギアさんや〜(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ2013/07/02
瀧ながれ
22
ゴーラ兵に、イシュトヴァーンの息子であるスーティ（小イシュトヴァーン）の存在が知られてしまい、イシュトヴァーン当人の耳に入るのも時間の問題か。グインはフロリーとスーティ、マリウス、リギアとともに、モンゴールを離れるところ。口八丁でアストリアスを追い払い、力業で馬車ゲット、馭者台でスーティの将来に思いを馳せる余裕もできました。…どうも歩みが遅くて（というか、同じ道をいったり来たりで）、ようやく本格的な出発となってほっとしました。デコボコなパーティで不安も大きいですが、リギア一人増えたのでずいぶん心強いです。2016/06/29
きーみん
19
リギアがイライラすると、なぜかそのリギアにイライラしてしまう。スーたんも波乱に満ちた人生になっちゃうのかな〜？2011/06/11
きらら＠SR道東民
18
これほどまでにグインがスーティに入れ込んでいるなんて、今2歳の彼を絡めてのストーリー展開は200巻までいきそうなんですが・・・他著者で続編は出ていますが、やっぱり栗本さんの完結を読みたかったな～なんて、１０６/１３０巻読了でしみじみ、マリウスの誘拐されっぷりに呆れつつ感じております。2014/11/14
