ハヤカワ文庫JA<br> グイン・サーガ1 豹頭の仮面

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ハヤカワ文庫JA
グイン・サーガ1 豹頭の仮面

  • 著者名:栗本薫【著】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 早川書房(2015/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150301170

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内容説明

中原の由緒正しき王国パロは、新興モンゴールの侵略の前に一夜にして滅び去った。王家の血をひくリンダとレムスの双子の姉弟は、ある力によって妖魔の跳梁する辺境の森に逃れた。だが追手の厳しい追及は、たちまち3人を窮地に追い込む。そのとき忽然とあらわれた豹頭人身の怪人・グインが二人を救い出すのだった! 壮大な構想のもとに繰り広げられる絢爛たるドラマの開幕!(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

319
剣戟が鳴り響き、魔法や魔物が跳梁跋扈する純然たる王道異世界ファンタジーの金字塔。いかんせん単語がオリジナルのものばかりではあるが、そのぶんストーリーは単純明快なので、読者を混乱させることはなく、卓越した文章力のなせる業もあって、驚くほどスイスイ読み進めていける。あと記憶をなくした豹頭の凄腕戦士、王家の血を引く双子、飄々とした傭兵など、印象的で記憶に残るキャラクターが生き生きと文字の中で躍る姿は読んでいて心地よい。続きを早めに読みたい。2017/04/18

starbro

250
遂に禁断のグイン・サーガシリーズに手をつけました。超大作の第一巻だけあって朝の通勤電車で一気読み完読、抜群の面白さ、謎が詰まっています。本書が仮に今年発行でしたら、今年のBEST10候補です。著者は江戸川乱歩等、先人の影響を受けていると思いますが、著者も上橋菜穂子、スティーブン・キング等、今をときめく作家に影響を与えたのではないでしょうか? 読メの皆様にお約束の通り、本シリーズを完読する覚悟を決め、★超大作『グイン・サーガ』シリーズ全173巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!)を立ち上げることとしました。 2022/03/09

kaizen@名古屋de朝活読書会

135
グイン・サーガは、この1をはじめに飛び飛びに10冊ほど読んでいます。最初から順に読めていません。まだグインサーガの世界に入り込めていません。80冊以上出てから知って圧迫感を感じているのかもしれません。背景の文化を理解できていないのでガイドブックを見ながら読み進もうと思っています。栗本薫読破を計画し、グインサーガ以外は読了。グインサーガが読み進めない。栗本薫が解説を書いた、アガサクリスティ、赤川次郎を先に読み。ついでに西村京太郎、山村美紗、東野圭吾へと進み、唯川恵、小池真理子、篠田節子、宮部みゆきと迂回中。2010/08/10

夜長月🌙

78
41年ぶりの再読。すべてはここから始まりました。グインを中心としたヒロイックファンタジーですが何巻もグインが出てこない展開もあります。100巻刊行記念イベントでは栗本さんも参加されての百の大祭が懐かしいです。100巻で完結を目指すということで当時は果てしなく続く物語と思っていましたが今や外伝を含めて150巻を越えています。全然終わりそうになく200巻でも完結するかどうか。未完でおしまいだけは避けてほしいものです。2022/04/03

文庫フリーク@灯れ松明の火

69
それは−−《異形》であった。この書き出しだけで、20年以上前の若造だった自分の姿が浮かびます。加藤直之氏のイラストは今も魅力的です。2010/03/11

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