内容説明
魑魅魍魎の跋扈する辺境の地ノスフェラス。かつてモンゴールの公女将軍アムネリスが大軍団を率いて侵攻し、グイン率いるセム=ラゴン連合軍と戦ったノスフェラスを、アルゴスの黒太子スカールのもと、剽悍をもって鳴る草原の戦士たちが行くのだった。この地に眠る重大な秘密、その言葉だけにつきうごかされてひた進むスカールと、黙々とそれにつき従う戦士たちだが……。第19巻。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
169
★超大作『グイン・サーガ』シリーズ全173巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、第19巻(23/173)です。 本巻は、スカールinノスフェラスの巻でした🐆 続いて、外伝⑤へ。2022/04/05
nonたん
41
ノ、ノ、ノ、ノ、ノスフェラス♪ノ、ノ、ノ、ノ、ノスフェラス♪ スカール頑張った〜〜〜 ロカンドラス出てきた!ここにいたんじゃん!具印様かわいそう…教えろよ! さて、無事帰ってきたし、イシュトも、軍師アリを見つけたし、動き出しますな。2010/10/17
つきかげ🌙
30
再読。八甲田山砂漠篇?。最初に読んだときはSF設定が散りばめられているような印象があったが、後の巻でいろいろ記述が追加されて記憶が再編されていたようです。後書き読んで34年前の本だということに感慨を感じました。2017/08/22
いおむ
26
イシュトにも待望の軍師がついて良かったと言うべきか?またノスフェラスかぁと思ったが、これが面白い!ノスフェラスの秘密を垣間見たスカールが今後どう絡んでくるのか、非常に楽しみです!さてさて次巻2016/06/11
ぽんすけ
25
前巻ケイロニアが滅茶苦茶きな臭いことになった状態で終わって続きっ!からのスカール編突入である。なんかしれっとグインも会いたがってたロカンドラスと旅友になってるし。結局ノスフェラスは嘗て大繁栄していたカナンのなれの果てで、宇宙船の墜落で消滅し、大規模放射能汚染が現在も大拡大中というヤバさ満点のものだった。ロカンドラスがさらっと放射能やバリアを口にするのは、カナン以前は科学技術が相当進んでいたということなのかな。いろいろ疑問はつきない。もしそうならその後文明は一旦原始時代まで退化したのだろうか。気になる。2024/08/19