内容説明
タイスの人々が待ちに待った、年に一度の水神の祭りが始まった。町は狂乱の度合いを高めてゆく。そして闘技士たちが鍛えあげた強靭な肉体をぶつけあう闘技大会も始まり、グイン、ブラン、リギアはそれぞれの部門に出場した。その祭りのさなか、地下水路では、マーロールの導きによって、グインたちのタイス脱出工作が着々と進められていた。グインは、順当に勝ちを収め、ガンダルとの決戦の行方に人々の関心が集中する。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
167
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝116巻(143/180)です。本巻は、水神祭りクライマックス、グイン・サーガシリーズ中BEST5に入る面白さの感動作でした🐆 是非、水神祭りに行ってみたい、タイス市民が熱狂するのも納得です。 続いて正伝117巻へ2022/10/20
nonたん
28
ガンダル!闘鬼である!そして、グイン様は豹頭王である!その差だな。長々と続いたタイス編も残るは脱出のみ!怪我の功名となるのかな?リギアさん可哀想。2013/08/13
きらら@SR道東民
23
実に、実に長かったタイス編もようやくこの決勝戦によって終わろうと・・・それにしてもガンダルってどんな怪物なんだろうって思っていたら、意外にも人間味溢れる孤独な老戦士だったんですね。そして今度こそ脱出劇へと続く次巻(117巻)が楽しみです。2015/10/31
瀧ながれ
22
作中で沸騰した泡みたいになってるタイスの住人・観光客といっしょに、前座の試合を楽しみ(わたしは賭け事はしない、クセになるから)、クライマックスのガンダルvsグンド戦をわくわくと観戦する感じ。小説は、汗だくになって席取りしなくても、かぶりつきでみられるの、良いな(笑)。2016/08/27
きーみん
19
仕方なかったと言いつつ、やっぱり自分が闘いたかったんでしょ?グイン♪やっと決着、引っ張ったな〜!次はやっと脱出かな?スーたんが出てこないと淋しい〜2011/07/06