内容説明
サイロンの都に渦巻く陰謀は、豹頭の超戦士グインの活躍によって未然にふせがれた。ケイロニア宮廷では、皇帝の即位30年を祝う記念式典が盛大に行われ、人々は酒と音楽と喧騒の中に祭の夜を過ごしてゆくのだったが……。しかし一件落着を見た表舞台をよそに、マリウスとイリスの錯綜したドラマは、舞台裏でいっそう激しく動き続けていたのだった。第22弾。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
170
★超大作『グイン・サーガ』シリーズ全173巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、ゾロ目の第22巻(27/173)です。 本巻でケイロニア篇終幕、グインがこんなに華麗に踊れるとは思いませんでした🐆 続いて、第23巻へ。2022/04/09
nonたん
46
マルーク!マルーク・ケイロン!マルーク・ケイロニア! 丸くなっちゃうぞ~~。 具印様って・・・ロリ・・・ちがっ!そんなことあってたまるか!恋したい症候群の乙女が痛いが、まぁいいさ。 オクタヴィア~~~しようがない人だ・・・愛してしまったのか・・・そして、想われ人のマリウス君。とうとうかっこつけて言ってしまった・・・・なかなか。マルーク!マルーク・ケイロン!マルーク・ケイロニア!2010/10/21
ぽんすけ
23
さぁ、戦争だ!と思ったらまだ大典の最中でした。今回シルヴィアのことを改めて考えたけど、この子は本当に普通の子なんだなと。本人も言ってたけど平民の子だったらここまで苦しまなかったと思う。反対に王族としての心構えができていない子であるともいえる。初めから押し付けられたものであるにせよ立場には責任が伴うわけで、それが嫌ならマリウスみたいに宮廷より出ていく他はない。最初の外伝でいきなりグインがケイロニア王になっててビビったが、この大典のダンスが契機となったのかな。なんか仮面夫婦みたいなことになってたから今後が心配2024/09/18
瀧ながれ
23
ケイロニアの面々に各国の使節を取り混ぜた豪華絢爛なパレードと舞踏会。色とりどりでキラキラしてます。そんな中で、グインとヴァレリウスが密談するシーンが印象的。そういえばナリスさま差し置いて、ヴァレリウスがグインと親しくなったのは、なんか愉快ですね。…グインは、マリウスとイリス・オクタヴィアの恋をけしかけますが、二人の正体を知ってるのに、物騒なことするよなあ。2014/11/21
きらら@SR道東民
23
グインがワルツを踊っています、それも素敵に、シルヴィアと・・・。何をやってもサマになるグインです。シルヴィアの事、まんざらでもないみたいだし。そして災難続きのマリウスですが、今回はとても素直というか、イリスに自分の正体を打ち明けてしまい、いっそこのまま二人で愛の逃避行・・・なんて事にはならないですよね。2011/08/22