ハヤカワ文庫JA グイン・サーガ１０７ 流れゆく雲

著者名：栗本薫【著】

早川書房（2015/11発売）

• ISBN：9784150308421

内容説明

アストリアスの手から奪還したフロリーだが、光団の中に潜んでいたゴーラの密偵によって再び、さらに今度はスーティとマリウスまで拉致されてしまう。追跡を開始したグインとリギアは、ボルボロス砦で、三人を連れた密偵の一味を発見。大立ち回りのすえ、彼らを閉じこめていた馬車もろとも仲間を取り戻し、轟然と走り去るのだった。その頃、中原の各国では、グインが行方をくらましたことによるさまざまな問題が……。（※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

★超大作（公式表現：未曾有の大河ロマン）『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト（ギネスに挑戦！） https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝107巻（133/180）です。本巻は、リンダ＆レムス和解❓の巻でした🐆　続いて正伝108巻へ

2022/10/08

[nonたん]

峠の茶屋でお茶一杯。まさにそんな感じでしたね。みんな帰ってきたよ～～。そんで、表紙の二人。とても21には見えないんですが…。兎にも角にも、リンダとしては良かった良かったなことで…まぁどこまでホントなんだか分かりゃしませんが。久々に予言までしちゃって…また、不穏な事を…♪バカチンもカメさんを安心させたし、ヴァレさんとヨナもリンダを安心させたし、グイン様一人が安心を与えないねぇ…。次巻からは道中記なんだねぇ～楽しいかな～。

2013/07/03

[Toshy]

それぞれが新しいスタートを切るようすが感じられて、久しぶりに安心して読めました。それぞれの国家が前向きに進んで行くといいなぁと期待して次巻へ。

2014/05/10

[きらら＠SR道東民]

大好きなリンダが登場、レムスとの再会は意外、しかも何だか怪しいレムス。このまま引っ込んではいないだろうけど、久々のリンダの予言も不安な要素が。イシュト、ヴァレさん、ヨナのそれぞれの帰還で物語りは少し落ち着いたようで、次巻はいつまで続くグインの逃亡劇のようです。

2014/11/27

[ぽんすけ]

グインメインの巻からちょっと離れ、周辺国の状況が語られる巻。リンダがめっちゃ女王様稼業に邁進してて嬉しい驚き。しかしほんっとにパロ人材がいないわ。リンダじゃないけどそれはもう仕方ないので、いろいろ制度刷新に努めて今までのパロと違った国造りをしていくといいよ。リンダ頑張れ！そして、そしてレムス～っ！本当に良かった。普通に戻ってる。レムスのやったことは国王として最低中の最低だったけど、当初からカル＝モルの亡霊憑きってわかってたのに対処しなかった周りも悪いと思うの。怖いのはリンダが又不吉な予言したこと。不安だ。

2025/12/04