内容説明
剣闘士として闘技会に出場しはじめたグインは、たちまちのうちに頭角を現わし、対戦相手を次々と倒してゆく。そしてタイスの四剣士のひとり、青のドーカスを打ち破る。試合後、グインをたずねてきたドーカスの真摯な態度に心を動かされ、グインは自分が本当にケイロニアの豹頭王であることを明かす。さらに残りの四剣士、赤のガドス、黒のゴン・ゾーをも打ち倒したグインに、白のマーロールが放つ怪しの技が襲いかかる!(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
164
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝112巻(138/180)です。本巻は、タイスからの脱出失敗の巻でした🐆 続いて正伝113巻へ2022/10/13
nonたん
28
青のドーカス!ええヤツや~。なのに…このおバカドライドン!そこでやらんでもええやないかい!脱出失敗…。そして、お祭りの日が来てしまうのであった…♪2013/07/20
きらら@SR道東民
26
いよいよ新たな展開に突入と思いきや、・・・そして表紙の彼方は彼方であったのかと、その彼方のせいで振り出しに戻り、まだまだタイスからの脱出劇は続く模様。それにしても後書きが段々と切なくなってきます。ずっとずっと書き続けたかった思いが胸に響きます。2015/07/04
瀧ながれ
25
グインは一行を連れてタイスからの脱出を謀るが、失敗してふりだしに戻る。スイランの正体が、カメロンの右腕であるブランだと明らかになるが、そうとわかって再読してると、これまでにブランはカメロンの近くで働く人物としてしばしば名前が出ていて、そんな側近を出さなくてはいけないほど、スーティが重大な秘密なのだということと、カメロンと意志を共有できる手駒がそれほど少ないのだということを、感じた。…それはそれとして、グインはやっぱりちょっと退化してますね。そろそろタイスも飽きたんで、さっさと脱出しましょうよう(笑)。2016/08/01
Book Lover Mr.Garakuta
17
【図書館】【速読】:うーん、これ以上タイスに逗留できなくなり、脱出を考えるも失敗。引き続きタイスの4剣士と剣闘士として戦う事に。2024/08/04