内容説明
ゴーラではカメロンが、イシュトヴァーンの男児が発見されたとの報を受け、今後の策に頭を悩ませていた。パロではリンダが、女王として一人気丈に政務に取り組むかたわら、レムスと久々に姉弟の再会を果たしていた。ケイロニアでは、グインの身柄を守護できなかった探索隊の失敗を受け、アキレウス帝とハゾスが、グインの行方に思いを馳せていた。いっぽう追手を逃れたグイン一行は、奇妙な城にたどりついていたのだった。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
158
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝108巻(134/180)です。本巻は、グインの秘密一部解明❓の巻でした🐆 続いて正伝109巻へ2022/10/09
nonたん
29
いやぁイイ所にいるもんだねぇ…。星からの住人。長命で助かったよ、まったく……。さて、そんな事は置いといて、クム入国!いきなりヤバイ?!目立ち過ぎる豹頭様…デカ過ぎだし…ヤバイヤバイ!もう喋ることも出来なくなりそう。柩に入れて運んだ方が良いんじゃないか?リギアさんはどこまで付き合うのかなぁ…。次行こう!2013/07/16
きらら@SR道東民
26
題名通りパロへの長い長い道だな~(ちょっと退屈)って油断していました。ストーリーは思わぬ展開に・・・またまた怪しげなお城に迷い込んだと思いきや、その城主とやらは、グインの秘密にものすごく関わっているという。願わくば後ほどの再会があればと思わずにはいられません。こんなにも至れり尽くせり危機を救ってくれたのだから。そして漸く辿り着いたクムで待ち受けていたものとは・・・で続く。2015/01/21
瀧ながれ
20
…こんな寄り道してたら、そらパロへの道も「長い」わな、と、読了して表紙を見直して思いました。グイン一行は、追っ手と嵐から逃れるために森の奥の奇妙な城に宿る。その城の主はグインとは異なる星からきた人物だった。一見して「また一回休み回か」と見えたけど、ここでシレッと、グインがこの星の人間よりもずっと長命であること、グインの知能はマザー・ブレインとやらに介入され管理されていることが、明らかになる。…そ、そんな大事を、そんな世間話ノリで…。翌朝、一行はふたたび旅路につくが、いよいよグインが通行困難な人里に入る。2016/07/07
Book Lover Mr.Garakuta
18
【図書館】【速読】:パロに向けての苦難の逃避行が続く。追っ手を逃れ、嵐を避けるために、一夜を過ごすためにコングラス城に、入城。そこでグインの秘密の一部が明かされる。何の屈託もないスーティが可愛くていいなと思う。2024/07/22