内容説明
アキレウス帝は、グインから、シルヴィアの行状とそれに伴う苦悩を告げられ、ケイロニア皇帝として、そしてグインの父として、ある決断をする。それは新年の儀典における、自らの引退宣言と、ケイロニアの最高統治者としてグインを任命することだった。一方、傷の癒えたイシュトヴァーンは、またもや中原支配の野望に燃え、カメロンの諫言をよそに、まずはパロを傘下に置くべく、リンダとの結婚を画策していたのだった。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
171
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝124巻(151/180)です。本巻は、ヨナの聖地ヤガへの冒険の巻でした🐆 著者の体調が悪化したせいか、まったりしています。続いて正伝125巻へ2022/11/06
nonたん
29
にゃにゃにゃ!ヨナが旅立った!表紙のカメさんが出て行ったのかと思ったわ。紀行録のように進んでいたが、モスの大海は甘くなかったね。そして、モスと言えばの黒い方!こんなトコに戻ってる…リギアさんまた空振りな感じだよな。ヤガ編となっていくこの感じ。なかなかムズい。バシバシ話進めて欲しいなぁ。2013/10/17
きらら@SR道東民
22
表紙を見て、カメロン提督やっと海へって思ったら、ストーリーは題名通りヨナのミロクの巡礼旅でした。草原地帯「モスの海」が出てきたので、もしやと思っていたら、あの人が現われ、ヨナの窮地を救ってくれました。それにしても、後書きを読むのが段々と辛くなってきました。切ないです。2016/05/13
Toshy
20
あれ?主役のグインが出てこなくなりました。また、新たな展開です。2014/07/28
Book Lover Mr.Garakuta
18
【図書館】【速読】:グインの苦悩とイシュトヴァーンの野望。作者が描く聖地巡礼の旅も、滅茶苦茶に終わる。僅かな生存者とスカールの救援。2024/09/25