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内容説明
バブルと呼ばれた1980年代、東京深奥部に乱立した高レート雀荘に、伝説の強者“傀(カイ)”がいた。自らの変調に気付き、生涯の壁を越えようと不惜身命に傀に挑む麻雀プロ。己の死を受け入れられず、近づくものを黄泉の国に誘わんとする亡者たち。過去を断ち切るために、西から傀を捜し求める女雀士。バブルに踊り公共事業に群がる業者たち。好機を我が物にせんと人鬼(ひとおに)・傀に勝負を挑む人々の行き着く先は――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっこ
3
強情張っての安永さんの魂の打牌も届いてなかった辺り無情ですね。幽霊麻雀は取り憑かれたのに無双してるのは相変わらず面白いです。たまにあるこういう話好きだな。また敵討ちの話はきっぷの良い姉さんが好感持てるし、過去の絡みもあってお気に入り。最後の独白と併せて謎の清涼感がありました。2023/05/27
北白川にゃんこ
3
さっすが~カイさんは悪霊すら祓えるッ!2018/12/29
祐樹一依
2
【○+】唐突にオカルト回があったりしてたまりませんな。2023/03/31
笠
1
3.5 「奔馬」やっぱり何ともない安永。だと思ったよ。「デッドスペース」ホラー小咄みたいなショートストーリー、ちゃんと怖さもあって面白かった。幽霊にも御無礼しちゃう傀の無双っぷり。「相方」久しぶりに傀に正面から挑んでいった雀荘の娘。「下請」色んな意味で汚いおじさんたちの談合麻雀。読んでてムカムカした。2024/02/22
東晃
1
除霊回ってここか。死因がバブル期のそれすぎる…… 星三つ2023/05/08
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