近代麻雀コミックス むこうぶち 高レート裏麻雀列伝 （20）

著者名：天獅子悦也【著】

竹書房（2013/12発売）

• ISBN：9784812467251

内容説明

バブルと呼ばれた1980年代、東京深奥部に乱立した高レート雀荘に、伝説の強者「傀」がいた。総理の椅子を目指す政治家たち。終わらない敗北の悪夢に苛まされる債務者。強者を求めて打ち歩く裏プロたち。己に利するように、情報を駆使して闘う株屋。好機を我が物にせんと人鬼・傀に勝負を挑む人々の行き着く先は――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[祐樹一依]

【◎】国の行く末に関わるようになってきちゃった!　知る人ぞ知る「悪夢」、やっと読めました。非道いな。

2023/03/26

[らっこ]

ドラドラ麻雀は点数が派手。紆余曲折ありつつも傀の応援に回ってしまうおじいちゃんいいキャラです。次の悪夢の話は悪夢でしかなくてやはり人外の存在という印象。鳴き染めのジョージの話は門前３人の形に乗る安永プロの悪い顔が素晴らしかったです。さすが万年2着。旅打ちの流れは面白かったので、このコンビの今後も期待。

2022/09/29

[美周郎]

セールだった20巻まで読んだ、複数登場するキャラはその都度心を折られる、厳しい。卓割れ待ちの間に傀が読んでいるものが巻が進むにつれだんだんネタ方面になっている、ロシア語の新聞はかっこいいと思ったが、それしか無いとは言え農業の業界紙は読みたかったのか？活字がないと寂しいお仲間なのか。

2020/02/01

[北白川にゃんこ]

ジョージとユータのウホッ！麻雀旅の始まりだ！

2018/12/27

[笠]

3.5 「天の声」オチがイマイチ。三人同点にして、もうちょっとマトモそうな別の奴を抜擢してほしかった。「悪夢」現実と夢の境目がなくなるようなループ構造の話、洒落ていて好き。「旅人」たびびと、でなくたびにん、と読むのがキモなのだな。

2024/02/11