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内容説明
バブルと呼ばれた1980年代、東京深奥部に乱立した高レート雀荘に、伝説の強者「傀」がいた。麻雀を興行と見立てる全雀連のベテラン理事。捨てられた個人情報を転売する情報屋。ショーマンシップに走った老裏プロ。ギャンブル依存症の多重債務者。総理の椅子を目指す政治家たち。最後のチャンスをモノにすべく人鬼・傀勝負を挑む人々の行く末は――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
祐樹一依
3
【◎】舞台仕掛けもトリッキーなら上がり方もトリッキーだった。マジック。2023/03/26
らっこ
2
不要と思われる情報から宝を見つける男は深読みし過ぎて惨敗。ある程度のアマチュア相手に囲碁のプロが狙って持碁にできるのは分かるけど、麻雀で狙った二人を同点にし続けるのは面白過ぎるな。またマジックショーの話はどう転んでも悪くならなさそうで安心して楽しめました。こういう清涼剤は大事にしたい。最後は総理の座をかけて麻雀…うん、頭おかしい。2022/09/12
北白川にゃんこ
2
政治でも麻雀で決めるのがムダヅモ…じゃなくてむこうぶちだぜ!2018/12/27
笠
1
4 「不要牌」相争う上家と下家の点数を揃えて次戦にもちこむ傀の神業。「観客」イカサマをエンターテイメントと称して観客に披露するサマ師。イカサマの中身はよくあるガン牌や牌の持ち込みだけど発送が面白いし、傀の見破り方がおしゃれ。「天の声」元老が官房長官、大蔵大臣、通産大臣が集めて次期総理を麻雀で決めるという、国民を舐め腐った話だが、いかんせん面白い。大蔵省とか通産省とか時代を感じる。元老的にはデジタル打ちの通産大臣が一番ナシらしいが、こいつが一番仕事できるだろ。官僚として有能でも政治家としては違うってか?2024/02/08
東晃
1
「観客」のラストの両アガリ完璧すぎる 星四つ2022/04/21