法学教室<br> 法学教室2024年1月号

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法学教室
法学教室2024年1月号

  • 著者名:有斐閣【編集】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 有斐閣(2023/12発売)
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内容説明

2024年1月号の特集は国際条約。全世界に拡がったパンデミック、まだ終わらぬ戦争、ボーダレスな世界では国境を越えた私人間の争いも絶えず、ネットワーク犯罪はそもそも国境の概念がありません。国家間の約束である国際条約は、そんな現代の世界を規律できているでしょうか。
「時の問題」では、昨年急激な動きを見せたLGBTをめぐる判例の動きを整理して、現在の到達点とその先にある問題を見据えます。また、いわゆるLGBT法制定時に問題となった内政干渉の問題につき、国際法上の見地から改めて考察します。いずれも「なんとなくのイメージや語感」で語られるべき問題ではなく、正確な理解こそ肝要です。
本号より、判例セレクトMonthlyは第3期に。執筆陣も総入れ替えとなりました。1頁あたりの密度は小誌内随一の本欄を、これからもどうぞお楽しみに!

目次

◆特集 国際条約は世界を規律するか?
Ⅰ 国際条約は世界を規律するか?――国際条約の正当性・価値…森肇志
Ⅱ 国家管轄権外区域の海洋生物多様性に関する協定(BBNJ協定)…西本健太郎
Ⅲ ハーグ子奪取条約…長田真里
Ⅳ WHO憲章――グローバルに実現すべき「健康」とは何か…西平等
Ⅴ ジェノサイド条約――ジェノサイド犯罪の防止と処罰…玉田大
Ⅵ サイバー犯罪条約――デジタル化社会の分権的領域秩序とデータの所在地消失…黒﨑将広
【巻頭言】
相殺を予定した同時履行の抗弁権…森田宏樹
【法学のアントレ】
〔第82回〕臭い所へ無期徒刑…酒井智大
【時の問題】
LGBTをめぐる近時の裁判例…春山習
国際法上の内政干渉とは何か――LGBT理解増進法制定を促す米国大使の発言を例に考える…藤澤巌
◆講座
【憲法事例分析の技法】
〔第22回〕同性婚と憲法上の権利・平等・制度…柴田憲司
【事例で学ぶ行政法ゼミナール】
〔第10回〕行政契約――旧福間町公害防止協定事件…岡田正則
【点と点をつなぐ不法行為判例】
〔第4回〕被害者側の過失…中原太郎
【流れをつかむ民事訴訟法】
〔第22回〕一部請求後の残部請求,相殺の抗弁…笠井正俊
【近時の判例で学ぶ刑法】
〔第10回〕危険運転致死傷罪の幇助犯――最決平成25・4・15刑集67巻4号437頁…佐川友佳子
【演習】憲法…尾形健/行政法…田中良弘/民法…林誠司/商法…柳明昌/民事訴訟法…秦公正/刑法…古川伸彦/刑事訴訟法…緑大輔/レポート(刑事政策)…小西暁和
【判例セレクトMonthly】只野雅人/原田大樹/興津征雄/中東正文/伊東俊明/東條明徳/亀井源太郎

 

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