ジャンプコミックスDIGITAL こちら葛飾区亀有公園前派出所 79

著者名：秋本治【著】

集英社（2012/12発売）

• ISBN：9784088520155

内容説明

「明日新居に邪魔するからな！」両さんは中川とともに、新婚の弟・金次郎の新居を訪問。金次郎が子供の頃、白鬚橋のたもとで迷子になっていた時に駆け付けてくれた兄の思い出を語るが…。「白鬚橋の思い出の巻」他9編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

白鬚橋の話がいい話だった。

2012/10/17

[ツバメマン★こち亀読破中]

この巻は「白鬚橋の思い出」かな？両さんの弟・金次郎は小さい頃、一人道に迷い隅田川の白鬚橋で途方に暮れる。そこへ全速力で走って探しに来たが兄・両さん。以来金次郎にとって両さんはスーパーマン的な存在だという。その話を金次郎から聞いた中川は、両さんに確かめると、実は金次郎を探すふりして、ブームだった切手を買いに走っていたという…。それはそれでいい話。80巻へGO!

2022/04/16

[Kei]

金次郎の結婚。

2016/10/23

[不自他]

この巻はやはり表題回が印象的。両さんが中川さんと共に弟･金次郎さんの新居を訪問。両津家の実家から離れた白髭橋には、少年時代の兄弟の思い出があると語る金次郎さん。正確には訳有りだったとはいえ、オチも含めて粋。両さんの土地勘の良さは特技レベル。気弱な板池さんのキャッチセールス･ローン回は人によっては読むだけで恐くなるかも。(味方にすると頼もしい)強引な両さんの協力が無かったらどうなってたか…。

[貴人]

実に挑戦的な内容の巻。トリックアートによるアパートの劇的リフォーム、駄菓子屋カルトクイズ、クレジットカード狂など。トリックアートを使って理想の部屋を造るというアイディアは本気で面白いのではないだろうか？美女に囲まれた部屋という案を自分好みな物に変えられるなら引くて数多なような。それにしても両さんがとんでもないゴージャスな名前をアパートに付けてるが、何故一般的なアパートもよく分からない横文字を並べるのか？久。クレジットカードの話は、時代を経てアメリカの現在の状況を風刺しているように深読みしてしまう。

2015/01/13