宮本常一著作集42 父母の記/自伝抄

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宮本常一著作集42 父母の記/自伝抄

  • 著者名:宮本常一/田村善次郎
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 未來社(2015/03発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784624924423

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内容説明

宮本常一に強大な影響を与えた父、母、祖父、祖母に関する文章および自伝的エッセイを収録する。また本巻には、母の葬儀の際に出席者へ配った「母の記」、妻へ向けた文章を含む「我が半生の記録」(「妻たる人に」)、郵便局の勤務時代の回想である「私の郵便局時代」、祖母の死去と葬儀の行程を記した「祖母の死と葬儀」、父の死のドキュメントである日記など、今回初公開となるきわめてプライヴェートで貴重な文章を多数収録。

目次

ふるさとの島周防大島
父祖三代の歴史
父祖の教うるところ
父のことば
父の死
祖母の死と葬儀の次第
母の思い出
母の記
我が半生の記録
私の郵便局時代
師範学校時代
自伝抄――二ノ橋界隈
私の民俗学
生活と文化と民俗学――武蔵野美術大学退職記念講演

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

14
宮本29歳、これから妻になるアサ子夫人に自分の半生を示した原稿。父の死の際の日記。家の先祖の系図。渋沢敬三との出会いから戦後の再出発時代の回顧…。宮本がかなり率直に自らのことを語った文章たち。特に、外に向けたものではない文章は、冗長だったりしてふだんの「サービス精神」を発揮していない素のままなのだが、それが、隙間のピースを埋めていくようで楽しい。◇高校の通信教育、友の薦めによるプロレタリア文学、国学、アナキスト思想まで左右幅の広い読書量など、その時点その時点での最大限の学びの姿。その貪欲さが何より眩しい。2013/10/30

R

0
『民俗学の道』や『民俗学の旅』からこぼれ落ちたものをひろおう2009/11/05

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