目次
第一部
越前石徹白民俗誌
入村記
村の組織
村の事件
住・衣・食
生活と労働
村の一生
人の一生
俗信と言伝え
付一 石徹白村の報告
付二 石徹白で得たもの
第二部
白峰村記
加賀の白峰
白峰村の社会構造と造林
飛騨雑記
飛騨紀行
濃飛民情調査
飛騨の国
第三部
葡萄山北民俗採訪記
一 採訪日記
二 変遷に関する言伝え
三 部落の組織
四 講・家族構成
五 熊狩り
六 流し木
七 生業二、三
八 年齢・階級・婚姻
九 神と祭礼と神人
一〇 年中行事
一一 中継村指出明細覚
解説(田村善次郎)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きいち
12
昭和12年、職場の小学校に行商にきたヤツメウナギ売り(!)のホラ話に騙されて、「だまされついで」に入った山村は、気概のある人々が白山の神を奉じ、争いの歴史を乗り越えた、開かれた村だった!◇この石徹白訪問をはじめ、飛騨、そして、越後最北の山北郷と、海辺の人、西の人だった宮本が出逢った東の山の世界。これまでの宮本の採訪録にはなかった本家ー分家関係、盲目のイノリミコ、村の獅子舞の誕生譚。本当に菅江真澄に見えてくる。◇いや、まだ。宮本には、離島と山村振興に取り組み、新しい民俗学を拓く戦後が、この先にあるのだから。2013/11/07
tkm66
0
第一部・表題の『越前石徹白民俗誌』が他より面白い。後半は拾い読み。2019/11/02
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