宮本常一著作集11 中世社会の残存

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宮本常一著作集11 中世社会の残存

  • 著者名:宮本常一
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 未來社(2015/03発売)
  • ポイント 32pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784624924119

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目次

五島列島の産業と社会の歴史的展開
松浦文化・経済史
対馬豆酘の村落構造
岡山県御津郡加茂川町円城の祭祀組織
能登村落における中世的なもの
時国家の近世初期の経営

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

6
五島・対馬・能登などでの戦後すぐの調査による論文集。「残存」とは決してマイナスの意味ではない。残せるだけの社会の安定と文化の蓄積があるということだからだ。数百年間同じ土地を耕している家がごろごろあるムラというのは確かにすごい。/一方で、安定は停滞でもある。人口調整と書かれてもイメージはつかないが、嬰児の胸を圧し殺して寺に持ってく。。とは、ああ、そういうことだったのか。水や浦の利用の権利も長い歴史でとても不自由なものにもなっている。/表、裏、どちらではない。不自由であることは、自由でいようとすることなのだ。2013/04/03

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