宮本常一著作集35 離島の旅

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宮本常一著作集35 離島の旅

  • 著者名:宮本常一/田村善次郎【編】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 未來社(2015/05発売)
  • ポイント 32pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784624924355

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目次

離島の旅

第一部 離島の旅
 飛島――北前船ともらい子
 佐渡――金掘残酷物語
 舳倉島――定住した海人
 見島――共同負債
 新島――流人哀話
 佐久島――船稼ぎの島
 直島――領主滅亡への道
 周防大島──歴史と伝説の間
 情島──梶子と精薄児
 対馬──密貿易と拝領奴
 壱岐――たった一軒だけの島
 平戸島──ウィリアム・アダムスと甘藷
 五島・頭ヶ島──カトリック殉教史
 天草──島原の乱とからゆきさん
 種子島──鉄砲伝来
  あとがき

第二部 日本の島々
 学生と島の旅
 漁業と海上交通
 キリシタンと流人
 小さな島の悩み
 観光の意義
 
 解説(田村善次郎)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

30
64-65年。増え始めた観光客に対し、島の人々の暮らしを見世物になどしたくないと否定的だった宮本が、ちゃんと離島振興に意識的な仲間を増やそう、と考えを改めて記述したもの。飛島から種子島まで15島を紹介する表題作と、学生へのメッセージが熱い「日本の島々」の2編からなる。◇それぞれは短いながら、離縁された飛島の嫁、三河佐久島を出て東京で成功した女の一生、江戸期対馬の「拝領奴」など、残酷物語や忘れられた日本人に収録したくなる小品も。民俗学の考察や地域振興の問題提起もあり、宮本の多面性がコンパクトに味わえる一冊。2016/03/21

Hiroki Nishizumi

2
時代を感じる。宮本常一の後を追って島の今の生活をまとめるだけで真っ当な本が書けそうだな。2016/06/24

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