宮本常一著作集27 都市の祭と民俗

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宮本常一著作集27 都市の祭と民俗

  • 著者名:宮本常一/田村善次郎【編】
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • 未來社(2015/04発売)
  • ポイント 36pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784624924270

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目次

九州(鹿児島県/熊本県/宮崎県/長崎県/佐賀県/福岡県/大分県)
四国(高知県/徳島県/愛媛県/香川県)
中国(山口県/広島県/岡山県/島根県/鳥取県)
近畿(兵庫県/大阪府/和歌山県/奈良県/京都府/滋賀県/三重県)
中部(岐阜県/愛知県/静岡県/長野県/山梨県/福井県/石川県/富山県/新潟県)
関東(東京都/神奈川県/埼玉県/群馬県/栃木県/茨城県/千葉県)
東北(福島県/宮城県/岩手県/山形県/秋田県/青森県)
北海道

 あとがき
 都市祭礼暦

 解説(須藤功)

感想・レビュー

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きいち

28
1958年当時の行政上の「市」域における祭礼と民俗行事を、鹿児島から(沖縄復帰以前だ)北海道まで駆け足で概説する。◇驚かされるのは、編者須藤による注の「現在(82年)は○月○日に行われている」「現在は行われていない」の多さ。収録祭礼には当時の合併で市域となった田園地帯のものが多いため、郊外住宅地化により農事と離れ太陽暦化が進んだこと、自然との断絶によるこの時代の社会変化の大きさを改めて思い知ることができる。◇八幡の製鉄所の起業祭のような新しい行事も、民衆の主体的な参加があると目線が温かいのは宮本ならでは。2016/10/30

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