宮本常一著作集32 村の旧家と村落組織 Ⅰ

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宮本常一著作集32 村の旧家と村落組織 Ⅰ

  • 著者名:宮本常一/田村善次郎【編】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 未來社(2015/05発売)
  • ポイント 38pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784624924324

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目次



一 佐賀県佐賀郡兵庫村
二 熊本県菊池郡西合志村黒松 
三 大分県東国東郡姫島村
四 福岡県早良郡脇山村
五 大分県北海部郡海辺村津留
六 鹿児島県鹿児島郡東桜島村
七 高知県高岡郡別府村
八 高知県高岡郡佐川町
九 高知県香美郡美良布町荻野
一〇 徳島県板野郡藍園村
一一 愛媛県越智郡渦浦村馬島
一二 広島県加茂郡西志和村
一三 鳥取県八頭郡加茂村郡家
一四 鳥取県八頭郡八東村柿原
一五 鳥取県東伯郡浦安町槻ノ下
一六 鳥取県岩美郡宇倍野村
一七 鳥取県気高郡明治村
一八 鳥取県気高郡瑞穂村土居
一九 京都府天田郡雲原村
二〇 奈良県生駒郡北倭村南田原
二一 兵庫県氷上郡鴨庄村

 解説(田村善次郎)

感想・レビュー

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きいち

11
戦後すぐ、農地改革の最中にあって全国を農業指導で回っていた宮本が、その途上で行った調査の記録。この巻は西日本中心の、どれも無名の21の村。ついでの調査なので分量も内容もバラバラだが、土地所有についてだけは必ず盛り込まれている。◇話者は各地の旧家の主たち、彼らは自らの村を主体的に支える人々であり、旅から新たな技術を取り込みもする。だから「タテ社会」にはならないし、村の運営は村人どうし同格に行っている。◇一方同じ地主でも、村外にいて資金力で農地を集めた者に対しては宮本の筆はかなり冷酷。彼の価値観がよくわかる。2014/02/21

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