内容説明
終戦直後から農村復興のために農業技術・農業経営の指導をして全国の村という村を歩いた宮本常一は、同時に島という島に足を運んで各島の農業育成に取り組み、離島振興に力をつくした。昭和20年代の論述を収めた前巻につづき、本巻には昭和29年以降の著述を収録する。学問研究と実践経験に基づいた、各地域に即した個別具体的な提言から、地域づくり・人づくりをめざした宮本学の特質の重要な一面を読むことができる。
目次
島と農業
広島農業への提言
舟形町における複合経営のあり方
星家種子帳・稲刈帳の研究
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きいち
32
「共に歩むべき百姓仲間への語りかけ」(編者・田村善次郎)。昭和三十年代を中心に「しま」「広島農業」での農業講座と、最晩年の最上の農村での講演、魚沼の農家の記録を収める。◇叱咤し、豊富な事例で「あんたもできる!」と勇気づけ、情報収集と試行錯誤の行動を促す。目指すべき農村の幸福に必要なのは環境への自律的な対応。「生涯、自分が伸びていく」こと。だから、1950年の連載と79年の講演、30年の隔たりと環境変化があっても、宮本の提言は一貫。◇そんな風に引いて見ると、現代の百姓たる自分たちに有効な提言なのだと気づく。2018/02/05
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