宮本常一著作集28 対馬漁業史

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宮本常一著作集28 対馬漁業史

  • 著者名:宮本常一/田村善次郎【編】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 未來社(2015/04発売)
  • ポイント 38pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784624924287

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目次

第一章 中世における対馬の社会と経済
 一 朝鮮貿易の意義
 二 宗氏を中心とする同族的社会の発展

第二章 近世における対馬の漁業
 一 近世化の過程
 二 地方政治の主題
 三 他国者の漁業
 四 地元民の漁業
 五 磯垰

第三章 近代化の過程
 一 自然的条件
 二 木戸と寄留
 三 入漁者漁業
 四 漁船
 五 漁業生産力

第四章 漁村の現状
 一 曲浦
 二 浅藻
 三 伊奈
 四 木坂
 五 久原、鹿見

 解説(田村善次郎)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

17
漁業権の制度や漁法、漁具、身分や環境、風俗まで、驚くほどの立体感で記述されていく対馬の漁業の歴史。宮本は70日ほどの滞在で全41の集落を踏査し、聞き取りと古文書の収集にあたったという(この古文書を借りだす過程が、『忘れられた日本人』の冒頭「対馬にて」のエピソードだ)。ほんま、どんな密度で仕事したはんねん…。◇それにしても、中世から続くという制度のややこしいこと。個人にとっては不都合極まりないけれど、食糧の確保や水産資源の保全といった面からは不合理だけとはいいきれない。だからこそまずは事実を。それが宮本だ。2014/05/05

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