内容説明
なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか。老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎で、誰にも語ることのなかったその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。血気盛んな「傾奇者」として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き「虎」は「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す――。生き切る、とはこういうことだ。誰も見たこともない「水戸黄門」伝、開幕。第3回山田風太郎賞受賞。【解説:筒井康隆】
※本書は、角川文庫版『光圀伝』上下巻を一冊にまとめた合本版です。
※本書には電子特典「冲方3作品お試し版」が収録されています。『はなとゆめ』『オイレンシュピーゲル 壱』、コミック版『光圀伝(一)』の三作品の冒頭部分がお読み頂けます。
-
- 電子書籍
- 作りたい女と食べたい女【分冊版】 24…
-
- 電子書籍
- 海外ECサイトの事例に学ぶ 売上UPの…
-
- 電子書籍
- タンブリング 5 アクションコミックス
-
- 電子書籍
- 覇 真田戦記3 - 真田幸村の鬼謀 歴…